Rip Curl Pro Day3 ビッグエアー連発。ジュリアンのパーフェクト10!
「2013 Rip Curl Pro Portugal」 Day3はランンド2(heat5-heat12)とラウンド3の全20ヒートが行われた。
ASPの第9戦はタイトルレースには非常に重要な試合。3-5ftのファンなバンクでは、華麗な技の連発! 壮絶なバトルを繰り広げた。
注目はラウンド3の第3ヒートだ。ジュリアンウィルソン(AU) は序盤リズムがとれなく、ダミアン(USA)との対戦に苦しんでいた。しかし、さすがは去年のポルトガル勝者のジュリアン、1本のビッグアリュープで今大会最高のパーフェクト10を叩き出し、ラウンド4進出!
Julian Wilson Photo:Cestari/ASP
「あのエアーやってる時、考えてやったいうよりは、少しクレイジーになってたんだよ。どういう訳だか体が勝手に動いてたんだ。」とジュリアン。 「このヒートですごい不安だったよ。たった1回のエアのチャンスだったんだ。成功してラッキーだったよ。」続けて、「自分の思いもしなかった状況に持っていけちゃう、こういう事があるからコンペは好きなんだよ。」「フリーサーフィンでは、さっきの半分くらいかな。今までやったアリュープは中で確実に、一番ビックなヤツだね。」
これに刺激された若手2人。ラウンド3の第5ヒートではジョンジョンフローレンス(HAW)とフィリッペ トレド(BRA)が負けじとエアバトルを繰り広げた。
結果は、ジョンジョンが滞空時間の長いフルローテーションのフロントエアで9.07の高得点を叩き出し、ラウンド4へ進出している。
John John Florence Photo: Surfline
さて現在ASPランキングNo.1のミックファニング(AU)はというと、
序盤からヒートをリードしたまま、ワイルドカードのジェイコブ ウィルコックス(AU)を下しラウンド4進出している。
Mick Fanning Photo: Damea Dorsey
「確実にヒートをこなすというよりは、1本1本大事に波を乗ってるという感じかな。」とミックが笑みを浮かべ、「優勝を考えないっていうのは難しいけど、今このポジションにいいれてる訳だし確実に自分のサーフィンをし、ベストをつくしてくよ。」
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