Update:201405.31SatCategory : BLUERマガジン

解禁! お台場SUPは“観光がてらの海遊び”というカジュアル感で。


“立ち上がり”なんていう俗名もあるとかないとか。その文字通り、ボードの上に立った状態で沖を目指し、波をキャッチし、ライディングしていくのがスタンドアップパドル(STAND UP PADDLE、通称SUP)。

ゆらゆらと揺れる海面上で常にバランスをキープしなければならず、そのためインナーマッスルが非常に鍛えられるこのSUP。そのためハワイなどでは波がない時のトレーニングとしても愛好されてきた。

映像内のサーファー、ビッグウェイバーとして世界的に知られるレアード・ハミルトンも普段のトレーニングにSUPを取り入れてきた。トレーニングどころか、まるでサーカスのように乗りこなす様子はさすがレアード。今ではビッグウェイブに突っ込み、SUPの可能性を広げている。

自分の手足のように乗りこなす姿はひとつの憧れだけれど、何にしても関門というものがある。

SUPの場合、まずボードの上に立ち上がるのが難しい。安定感ある大きなサイズのボードから始めて、序所に小さなサイズへ移行していくのが良く、いきなり海へ出るよりも、水面がおだやかな湖や河川でスタートするのがいい。

実際に日本では河川や湖でクルージングを楽しむ姿が多い。野外キャンプでのアクティビティに取り入れている人が増えているのだ。たとえ膝立ちでも水面に出るのは心地よく、カラダにもメンタルにもプラスな遊びとして楽しまれている。

こうして着々と愛好家を増やしている日本のSUP事情。フィールドも増え続け、海に加えて湖や川、今年の4月1日からはお台場でもSUPが解禁となった。

試行期間として一年間ではあるものの、お台場海浜公園前の水域を試行開放へ。これまでウインドサーフィンのみに開放されていたゲレンデの、主に東側のエリアとなる。

基本的には誰でもSUPができるものの、利用には登録が必要で、またルールもあるので詳細は下記にあるリンク先で確認をしておきたい。

★お台場海浜公園レクリエーション水域試行的開放のお知らせ
http://www.tptc.co.jp/park/odaiba/news/tabid/680/Default.aspx?itemid=1622

この解禁にともない、4月6日には『お台場ビーチSUPオープニングフェスティバル』がお台場海浜公園で開催。東京・神田にあるサーフショップ『ザ・サンズ』のブログでは当日の模様がリポートされている。
★ザ・サンズ
http://the-suns.jp/shopkanda/odaiba-beach-sup-fes/

またSUPにフォーカスした雑誌『ブレード』(エイ出版)が今春リリース。SUPに興味のある方にはオススメで、予習にばっちり!

★ブレード
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=18637

都心に住む人には、より身近にSUPを楽しめるようになった。観光がてらにSUPで水遊び。そんなカジュアル感でお台場SUPデビューを楽しみたい。