Update:201411.19WedCategory : BLUERマガジン

筋肉の疲労回復に効果的な”鶏むね肉”をジューシーにする5つの方法

疲労の回復を早める成分「イミダペプチド」が含まれていてアルツハイマーの予防にもなる、という研究結果もある、鶏むね肉。値段は100gあたり86円で、もも肉より50円近くも安い経済的な食材。今回は、このミラクル鶏むね肉の秘密と、専門店並に柔らかくジューシーに仕上げる方法をご紹介したい。

鶏むね肉の疲労回復の秘密は「イミダペプチド」。イミダペプチドとは鳥類の翼の付け根部分に多く見られ、肉体の疲れを即座に取り去る効果があるといわれるアミノ酸の一種で、鶏ではむね肉の部分に集中している。アルツハイマーも肉体疲労と同様、脳の疲れの積み重ねが原因で起こると言われており、若い時からイミダペプチドを習慣的にとり早めに脳を疲れから回復させてあげることがアルツハイマーを予防するための秘訣ともされる。

さて実際、鶏むね肉は安いけれど仕上がりがパサつく、との理由で敬遠している人は60%にものぼるというデータもあるほど。そこで、胸肉をジューシーに仕上げる方法をご紹介しよう。

■下味をつける時に、マヨネーズも使う
マヨネーズに含まれる酢と油の効果が、肉を柔らかくする。

https://flic.kr/p/7bKUp9

■塩と砂糖を同量入れた水につけておく
この方法はブライン法と呼ばれていて、ローストチンを作る時に、アメリカでよく利用されている方法だ。

https://flic.kr/p/4JFj7B

 ■下味をつけた鶏胸肉に生卵1個を割り入れて揉み込む
卵の水分が肉に吸収され、コクも加わって柔らかく仕上がる。

https://flic.kr/p/9mx8gK

■ヨーグルトに漬け込む。
タンドリーチキンに用いられている方法。

https://flic.kr/p/6injN6

■ビールにつける。
炭酸がタンパク質を分解して肉質が柔らかくなる。

https://flic.kr/p/8uYbhg

身体と脳の疲労回復のためなら、鶏むね肉を1日に食べる量は約100gで十分。しかし、今日食べたから明日に効く、というものではなく、最低でも2週間は食べ続けていないと効果は現れにくいという。スッキリした身体と頭を手に入れるためにも、サラダやサンドイッチ、丼ものなどに利用して、できるだけ毎日の食卓に取り入れたいものだ。

イミダペプチドに関する出典:日本予防医薬
http://japanpm.com/research.html