冬のあったかスパイス「シナモン」の隠された8つの効果
世界で最も古いスパイスと言われているシナモン。古代エジプトでは、王侯貴族への献上品として使われていたほど貴重な存在だったらしい。漢方では「桂枝」として、風邪の初期症状を抑えるためにも使われている。
現代では、お菓子に使ったり紅茶に入れたりして私達にも馴染み深いスパイスになっているが、その効能については余り知られていないのではないだろうか。そこでそのシナモンの効果をご紹介したい。
http://www.wellnesscafe.hu/dieta/2012-01/Felejtsd-el-a-dietairanyzatokat-fogyj-egyszeruen/
シナモンを構成する主成分は「桂皮アルデヒド」と呼ばれる。その効能は、
①強力な抗酸化物質を持ち、フリーラジカルから身体を守る。その強力さは、自然の虫除けとしても使われるほどだ。
②何らかの刺激やキズを受けた時に免疫機能が働き出すが、その時に充血・はれ・発熱・痛みも伴うことがある。それらを軽減する抗炎症作用をもつ。
③心臓病のリスクとなるコレステロール、中性脂肪、血圧などを平常値に戻す。
④2型糖尿病の改善、1日あたり1〜6グラム(ティースプーンで0.5~2)で空腹時血糖値を低下させる。
⑤アルツハイマー、パーキンソン病に効果があるとされる(現段階では動物実験でのみ効果あり)。
⑥ガンに効果があるとされる(現段階では動物実験でのみ効果あり)。
⑦感染症を軽減し、虫歯や口臭を防ぐ。
⑧試験管実験ではHIVウイルスと闘うことができることを示している。
http://gizmorati.com/2013/04/24/the-hidden-dangers-of-the-cinnamon-challenge/
さて、上記の効果を望むのなら、どんなシナモンでもいい、と言うわけにはいかない。
実はシナモンには2種類ある。
普段私達が手に入れているシナモンは、カシアシナモンという。もう一つはセイロンシナモン。セイロンシナモンのほうが本物のシナモンで効果が高いとされている。外見は変わらないので区別はつきにくいが、セイロンシナモンのほうが香りが高いとされている。
また、シナモンはその効能は高いが、大量摂取による安全性のデータはまだ発表されていない。何事もそうだが過剰摂取は控え、1日ティースプーン1杯程度にとどめておけば、健康増進、疾病予防に役立つことは間違いがない。
http://authoritynutrition.com/10-proven-benefits-of-cinnamon/