Update:201412.21SunCategory : Namiaru? News

“THE BRAIN” 展

先日、2014年最後のアートショーが行われているSLOPE GALLERYに伺ってきました。

“THE BRAIN” far east skate network a.k.a. Takahiro Morita

13歳でスケートボードを始め、16歳で本格的なスポンサードシップスケーターとしてコンペティションデビューした森田貴宏氏。

以降、数々の国内コンテストに参戦。95年、自身の活動を競技の場から表現の場へとシフトする為、自ら映像プロダクションFESN(fareast skate network)を創設。現在までに数多くのスケートボードビデオ、またミュージックビデオ等を制作。

2010年にはスケーター有志一同と共に立ち上げた映像配信プロジェクト「FESN.TV」を主宰。さらにFESN創設とともに97年から運営する自身のクロージングブランド「LIBE BRAND UNIVS.」では、デザイン、ディレクション等、すべてを統括する。

2013年にはアメリカ・ハリウッドで行われたスケートボード映画祭「International Skateboard Film Festival」において、MarkGonazalez、C.R. Stecyckなど蒼々たるスケートレジェンドが名を連ねる中、アジア唯一の選考者として準グランプリを獲得。今回自身初となるアートエキシビション「THE BRAIN」展では、FRPや木材を使った立体造形物を展示中。

そんな、森田貴宏氏のブッ飛んだアートに触れてみたい方は是非一度足を運んで頂きたい!

 タイトル「THE BRAIN」について

すべての想像の源としての「THE BRAIN」。想像は無限で、時として現在の状況やその時々で起こる現象をも覆す力になる。

最初に「DOWNHILL SLALOM」というオブジェと今回の展示の「顔」にもなっている「スケートボードを持ったフィギュア」。見る人のそれぞれの「サイズ」そして「アングル」についての想像を刺激させる。脚立に上って見れば「ミニチュアフィギュア」からの「アングル」を想像させる。ビデオカメラは自分達自身のサイズ感と客観性を表現し、その対極に展示されたスケートボードは、見る人自身の感覚を表現する。

そこから対面にあるFRPで制作された2つのオブジェについては、一方が白、そのもう一方が黒で塗装された立体造形物。表面の曲面はそれぞれの特異な情報としての表現。白が右脳を示し、黒が左脳を示す。凹凸に関しての表現はそれぞれ左右脳が示す特徴を表現したもの。今後このエキシビションは映像として再編される予定です。

 

開催期間:2014年12月9日(火)〜2015年1月9日(金)
時間:13:00〜19:00(土日祝休館)
会場:SLOPE GALLERY
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-9-1-B1
Tel : 03-3405-0604

ARITST PROFILE
森田 貴宏 Takahiro Morita
1975年生。東京都杉並区出身。ビデオプロダクション FESN、アパレルブランド LIBE BRAND UNIVS主宰。
http://fareastskatenetwork.com/new/