最近、人気上昇中の『ボルダリング』をはじめちゃう!?
『ボルダリング』(Bouldering)とはフリークライミングの一種で、最低限の道具(専用のシューズとチョークなど)で岩や石(ボルダ―)を登るスポーツである。インドアクライミング(人口壁)が行える「クライミングジム」が増加してきたことから、日本でも随分と認知度が上がり、確実に競技人口が増えている。
新年度に入った今だからこそ、思い切ってボルダリングをはじめてみてはいかが!?
山登り経験が無くても、初心者大歓迎のボルダリングの魅力を5つ挙げておこう。
1)安全に楽しめる!
ボルダリングは、ロープを使わずに登るフリークライミングだが、練習時の安全性については、様々な対策が取られている。クライミングジムでは、人口壁の下にクラッシュパッドという専用のマットが敷かれていて安全に登れる。
2)老若男女を問わずに楽しめる!
一見、腕力や筋力が必要なスポーツに見えるが、実はコツと頭脳で勝負するのがボルダリングの特徴。だから、女性やご年配の方でも十分に楽しめる。子供は特に、体重が軽い分だけ大人よりも上手に登れるようになる。老若男女を問わない、間口の広いスポーツである。
3)道具や用具を揃えずに始められる!
自分の身ひとつで楽しむボルダリング。身につけるものと言えば、クライミングシューズと滑り止めのチョークを入れたチョークバックくらい。最近ではクラッシュパッドやクライミングシューズ等をレンタルできるアウトドアショップもある。
Photo by Martin Cathrae, on Flickr
4)カラダだけではなく、アタマも使うから面白い!
ボルダリングでは、登るルートを「課題」と呼んでいる。難易度がそれぞれあり、自分が登りたいと思う課題にトライする。難度が高くなればなるほど、フィジカルの強さだけではなく、どのような「ムーブ」(登り方)が最適か、頭を使った戦略が必要になってくる。最適なムーブは突き詰めると一つだけと言わているが、そこまでの悪戦苦闘する道のりがまた楽しい。
5)他のクライマーたちとの交流が楽しい!
他のクライマーのムーブを見て学んだり、何度もトライしているうちに地元のクライマーやクライミングジム仲間と顔見知りになり、親しくなれるのもボルダリングの魅力のひとつだ。仲間と試行錯誤しながら課題を完登できたときは、喜びもひとしお。地元のクライマーや仲間と喜びを分かち合いたい。そして、苦労して登り終えたボルダーのトップから見られる景色は、経験した者にしか味わえない達成感がある。
Photo by Mark Doliner, on Flickr
クライミングジムで鍛えたあとは、首都圏にもボルダリングのできるスポットがあるので、仲間と共にボルダーに挑戦してみよう!!
■首都圏近郊ボルダリングスポット
「御岳ボルダー」
東京都青梅市 御岳渓谷周辺
最寄駅:JR青梅線「御嶽駅」
駅より徒歩数分。周辺に無料駐車場あり。
「湯河原幕岩ボルダー」
神奈川県足柄郡下郡湯川町鍛冶屋幕山公園内
最寄駅:JR東海道線「湯河原駅」
湯河原から鍛冶屋行きバスにて森下公園前下車徒歩25分。
園内駐車場は一日一台500円。
※訪れる際はルールやマナーを守り、安全に行動すること