Update:201504.27MonCategory : BLUERマガジン

サーフィンの達人「究極のウォーターマン」ってどんな人?

Kieron Norfield

究極のウォーターマンを決めるイベント「The Ultimate Waterman」

サーフィンとはスポーツであり、アートフォームであり、ライフスタイルである。

一般的にサーフィンをする人の総称として「サーファー」と言う言葉が用いられことは知られている。それでは尊敬されるサーフィンの達人に対して用いられる名称を、皆さんはご存知だろうか?

サーフィンの生まれ故郷とされるハワイではサーフィンの実力はもちろんのこと、海の知識などの最上級のスキルを持つ者に「ウォーターマン」という名称が使われる。

今回紹介するイベント「The Ultimate Waterman」は、ニュージーランドで開催された世界一のウォーターマンを決定するイベントだ。競技種目はビックウェーブパドルインサーフィン、ワカアマレース(ワンマンアウトリガーカヌー)、ロングボードサーフィン、ショートボードサーフィン、スタンドアップパドルサーフィン、スタンドアップパドルレースの六種目。

このコンテストには世界から選ばれた8名の最強「ウォーターマン」が招待された。

地球で最も美しいと言われる海岸線を誇るニュージーランドのサーフスポットを巡りながら、エリートアスリートが多様なサーフィンのスキルと持久力を争うというイベント。残念ながらコンディション不良の為にビックウェーブサーフィンコンテストは中止となり総合5種目で総合優勝が争われた。

優勝者には、地元ニュージーランドのダニエル・ケレオパが輝き「The Ultimate Waterman 」は無事に幕を閉じた。

イベントの映像がこちら。

以下は大会結果。

1, Daniel Kereopa (NZL), 4836
2, Kai Lenny (HAW), 4650
3, Connor Baxter (HAW), 4625
4, Danny Ching (USA), 4499
5, Manoa Drollet (TAH), 4249
6, Mark Visser (AUS), 4061
7, Georges Cronsteadt (TAH), 3981
8, Kala Alexander (HAW), 3576

New Zealand 14th – 21st March 2015.