Update:201506.17WedCategory : BLUERマガジン

日本の「地の果て」にあるキャンプ場・国設知床野営場

知床の語源となった「シリエトク」はアイヌ語で「地の果て」を意味する。「地の果て」知床は北海道東に突き出た半島であり、知床岳、羅臼岳、根音別岳などの知床連山と豊な海は世界自然遺産にも登録されている。

Photos by Hideki Seto

ウトロの町を抜け、しばらく車を走らせると眼前に知床連山の一大パノラマが広がる。景色を見るだけで、心を打つ感動を覚えることができる場所は日本全国を探してもあまりない。

知床斜里町観光協会

そんな知床を満喫できるキャンプ場として紹介するのは国設知床野営場である。国設知床野営場の施設は一般的なキャンプ場ではあるが、何しろ知床にあるため、空気、時間、景色、何もかも特別な体験ができる。

国設であるが故に使用料金は安く、フリーサイトは¥400で利用可能。キャンピングカーの乗り入れも可能であり、テントがない人はケビン等も利用することができる。また、施設付近には公衆浴場ウトロ温泉夕陽台の湯があり大人¥500、小人¥250で利用できる。

Photos by ernestwong.net

施設内の夕陽台から見るサンセットは格別で、オホーツク海に沈む夕日は自然の美しさを再認識させてくれる。

Photos by Tzuhsun Hsu

知床はオシンコシンの滝、知床五湖、フレペの滝、知床峠など観光スポットが満載で、普通に観光するだけでも十分に楽しめるのだが、私がお勧めする知床満喫プランは無料露天風呂を楽しむプラン。
知床周辺の無料露天風呂の多くは混浴だが、男女別の露天風呂もあるので、女性も安心して入れるところもある。知床近隣の代表的な温泉としてカムイワッカ湯の滝、羅臼温泉熊の湯、岩尾別温泉ホテル地の涯を紹介したいと思う。

Photos by hakutaka 681

カムイワッカ湯の滝は沢そのものが温泉となっている。沢を登って行くといくつか滝壺があるので、そこでゆっくりと浸かることができる。ただし、強硫酸泉であるため、目に入るとすこぶる痛い。沢は写真のように苔がついているため滑りやすく、道中は熱湯が噴き出している場所もあり、意外と危険なので、沢登り用の装備が必須である。

Photos by jinken

知床峠を越えて羅臼方面に行くと右手に熊の湯という温泉がある。お風呂は男女別風呂であり、男風呂は無色透明、女風呂は白濁した湯となっている。熱め設定のお風呂なので、入る時には気合いが必要だ。

Photos by managami

羅臼岳の登山口にある岩尾別温泉は山深い奥地にある「ホテル地の涯」の無料露天風呂である。お風呂は上、中、下と三段に作られており、上のほうはかなり熱めの温度であるが、下に行くほどぬるめの湯となっており、真ん中当たりがちょうどいい。

知床はアクティブに楽しむのもいいが、国設知床野営場を拠点として温泉を探しながら心と体を癒す旅もいいかもしれない。

国設知床野営場
営業日:6月1日~9月30日まで
施設:ケビンは7棟(1棟¥3,200-)
1泊1名:フリーサイト大人400円 小中学生200円 未就学児 無料
日帰り:フリーサイト大人200円 小中学生100円 未就学児 無料
駐車場:40台
アクセス:網走駅から車で約1時間40分
斜里駅から車で約50分
URL:http://blog.shiretoko.asia/2014/05/61_31.html

カムイワッカ湯の滝
利用期間:6月1日~11月上旬 混浴
駐車場:20台程度(無料)
駐車場は滝の手前800m程のところにあり、10分程度歩きます。
URL:http://blog.shiretoko.asia/search/label/カムイワッカ

羅臼温泉熊の湯
利用期間:通年入浴可能 男女別
駐車場:7台程度(無料)
URL:http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30072

岩尾別温泉 ホテル地の涯
利用期間:通年入浴可能 混浴
一部冬季期間は利用不可
駐車場:ホテルの駐車場を利用可
URL:http://iwaobetu.com/spa/

国設知床野営場付近のキャンプ場
知床国立公園 羅臼温泉国設野営場
http://www.hatinosu.net/camp/archives/207
羅臼町立林間広場キャンプ場
http://www.hatinosu.net/camp/archives/208