Update:201508.31MonCategory : Namiaru? News

JPSA ALL JAPANロング優勝は森選手と菅谷選手!

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2015 ロングボード第4戦、NSA 50th ANNIVERSARY PROJECT
ALL JAPAN SURFING CHAMPIONSHIP 2015
Blue Eco System ALL JAPANは8月30日にファイナルを迎えた。

ウネリは多少落ち着いたもののインサイドのショアブレイクはまだ強烈で、さらにカジメが大量に浮きフィンやリーシュに引っかかるといコンディションとなった。
波のサイズは胸〜頭くらいで風はサイドオフ〜オフショアで潮が引きに向かう時間帯でスタートした。

Women’sのSFH1は現在カレントリーダーの吉川広夏選手と6位の岡澤紫穂選手。ここは吉川選手の独壇場でファイナルへ進出。
続くH2は菅谷裕美選手と小高恵子選手。この大会好調な二人だが、小高選手が中盤にショアブレイクで板を折るというアクシデントに見舞われ時間をロスし、思うようなヒートができず菅谷選手がファイナルへ。

ファイナルは今シーズン負け無しの吉川広夏選手と今シーズン板のスポンサーが変わりこの大会全て1位通過の絶好調菅谷選手の対戦。
パドルアウトする前に2人に板をチェックすると吉川選手は重めでノーズライディングに適した板でラウンドピンテールでやや広め。一方菅谷選手はやはりノーズライディングに適した板だがテールは細身のピンテールでテールで乗った時にクイックに動かせる仕様。ヒートが始まると2人とも安定したノーズライディングで点数を稼ぐ。しかし、中盤に板の特製から2人のライディングに差がでる。吉川選手はノーズの後板を切り返すのに苦労してバランスを崩し点数が伸びない。対する菅谷選手はノーズを入れ、大きなターン、クイックなターンを入れエクセレントスコアを叩き出す。
その後2人とも点数を延ばせず終了のホーンが鳴る。菅谷選手は今シーズン初優勝、通算2勝目をALL JAPANという大舞台で飾った。
Photo:JPSA/R.Uchiyama
Photo:JPSA/R.Uchiyama

Men’sのSFH1は櫻岡甲太選手と秋本祥平選手。秋本選手はノーズやリエントリーのコンビネーションで5ポイント台を2本乗りリードする。一方櫻岡選手はじっくり波を待ち結果2本だけで14.75ポイントを稼ぎ接戦を制した。
H2は新鋭佐久間秀人選手と現在カレントリーダーの森 大騎選手。ここは圧倒的な強さをみせ森選手がファイナルへ進んだ。

ファイナルは櫻岡選手と森選手の地元対決。2人ともこのポイントを熟知しているため、序盤からじっくり1本を乗りつなぐライディングを見せる。中盤から森選手がポンポンと波を選びライディングを重ねるが、櫻岡選手は沖へ向かいセットの大きめの波を狙う戦法へ。ここが大きな分かれ目となり、森選手がインサイドのショアブレイクで苦労している時に来たセットに櫻岡選手はパドルするが乗れない。その後も櫻岡選手の選ぶ波は続かず点数が出ずタイムアップとなり森選手の優勝が決まった。
Photo:JPSA/R.Uchiyama
Photo:JPSA/R.Uchiyama

メンズファイナリスト
Photo:JPSA/R.Uchiyama

ウィメンズファイナリスト
Photo:JPSA/R.Uchiyama

優勝した森選手と菅谷選手
Photo:JPSA/R.Uchiyama