【WSL #8 Hurley Pro】激戦を制したミック•ファニング!ワールドタイトルへ1歩前進
WSL Samsung Galaxyワールドチャンピオンシップツアー(CT)#8「2015 Hurley Pro」ファイナルデー。
うねりのピークは過ぎサイズダウンしたものの、3-4フィートのリッパブルな波は健在。クォーターファイナル(QF)からファイナルまで全7試合が行なわれた。
注目のファイナルはタイトル争い渦中にいるミック•ファニング(AUS) vs アドリアーノ•デスーザ(BRA)。激戦の末、ミックが1本のライディングで今大会最高の9.77ptをマークしてアドリアーノに勝利した。
「この試合は絶対に勝ちたかったんだ。トロフィーを持ち帰る事ができて最高にストークしてるよ。」
「アドリアーノは決してあきらめないファイターだからね。タイトルをかけた試合だと言っても過言ではなかったよ。」とミック。
見事優勝、そしてイエロージャージをアドリアーノから奪還した。
ミックはQFからファイナルまで、鋭いカービングターンのコンボで9pt以上のエクセレントスコアを連発!完全に試合を支配していた。
「そんなハッスルはしてないよ。ただ自分のサーフィンをしただけさ。」
一方、セミファイナルでは4人中3人がブラジリアンでひしめき合う中、
「戦略はね、、、ビッグマニューバーを意識した事かな。ファンはあまりエキサイトしないだろうけどね。」とアドリアーノ。
彼はWCTのローワーズ戦で初めてファイナルまで勝ち上がったブラジリアンだ。
「ミックとファイナルで戦えた事はとてもスペシャルな事なんだ。とても良い試合ができたと思うよ。」しかし、アドリアーノはファイナルでミックに敗退しリードを奪われた。
気になる2015年タイトル争いの行方だが、ミックはこの優勝でアドリアーノと1750ptの差をつけ現在ランキング1位にアップした。2位にダウンしたアドリアーノは42,950pt,フィリィペは39,700pxで3位のポジション。この2人はまだ世界チャンピオンを狙える位置にいる。
次のヨーロッパ戦、この2人の活躍次第ではランキングが大きく変わる可能性もあるだろう。
続くWCT#9フランス戦は10月6日(火)からウェイティング期間がスタートする。
いよいよツアーも折り返し地点、果たしてどんなドラマが繰り広げられるのか?タイトル争いの行方はいかに!?
■ LIVEサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1281/hurley-pro-at-trestles
■ レポートページ:
http://www.namiaru.tv/news/?page_id=26737
■ ローワー・トラッセルズの波情報:
http://www.namiaru.tv/today/todayWorldPoint.php?laid=4716&rid=2081&srid=2950&lpid=4740