Update:201510.11SunCategory : BLUERマガジン

今年も代々木公園に雪が降る。骨髄バンクとスノーボードがリンク!

今年も代々木公園に雪が降る。骨髄バンクとスノーボードが代々木公園でリンクする!

今年で5回目の開催となるSNOWBANK PAY IT FORWARD 2015。

あなたはこんなイベントが行われていることを知っているだろうか。
骨髄バンクとスノーボード、全く関わりのなさそうなものがなぜ?と思うだろう。

それはこのイベントを発信しているプロスノーボーダー荒井DAZE善正さんの人生に大きく関わっていることだからだ。

彼は2007年、当時26歳の時に血液の難病「慢性活動性EBウィルス感染症」と診断され、助かる唯一の方法は骨髄移植だと宣告された。
その後、移植に向けての過酷な闘病生活の中で彼を支えたのは、家族、仲間や多くの人の支え、また『スノーボードをもう一度やりたい!』という強い想い、そして骨髄バンクを介したドナーがようやく現れたのである。
無事骨髄移植を終え、自身の努力もあって移植から7ヶ月でスノーボードに復帰したのであった。

このイベントは、そんな彼の生きる希望となったスノーボードと骨髄バンクをより多くの人に知ってもらい、スノーボード・サーフィン・スケートボードの横乗りカルチャーと共に、アート、食、そして音楽にのせて、“楽しい”から始まる社会貢献の場を創造・共有する場となれば、という思いが詰まっている。

イベント会場には人工雪を準備し、レールというアイテムを置き、一般エントリーから招待されたプロスノーボーダーらが大会に挑む。間近でこのようなイベントが行われることはほとんどないため、臨場感を是非味わっていただきたい。
また、大会の合間には子供たちが雪と遊べるようにそりすべりすることも可能だ。

昨年はスケートランプの設置や、千葉キングスというスノーボードオフトレーニング施設よりトランポリンの体験も行われていた。
ライブペインティングあり、様々なジャンルのライブが行われたりと子供から大人まで楽しめるようになっている。

現在、骨髄バンク登録45万人。
骨髄のHLA型が一致するのは数百から数万人に一人。だからこそ多くの方の協力が必要となる。
多くの方が登録されれば一致する可能性も上がるだろう。

SNOWBANKがキッカケになり、スノーボード、骨髄バンクや献血の必要性を一人でも多くの人に感じてもらい、献血と、骨髄バンクのドナーを増やし、誰でも必要な時に安心して骨髄移植のスタートラインに立てる世の中を目指すとのこと。

イベントには人工雪を降らせる必要があり、雪主という形で一般から企業から募集している。ボランティアとしての参加もあるのでぜひ興味のある方は調べていただきたい。

SNOWBANK PAY IT FORWARD 2015
http://sbpif.net

雪主としてイベントに協賛されるかたはこちら
http://sbpif.net

昨年のイベント動画