Vans World CupはMick Fanningが優勝!
WSL 2015 Men’s QS#37 Vans World CupはSunset Beach,Oahu,Hawaiiでファイナルデーを迎えた。
波のサイズはLOLAをみると北よりのウネリが3.9〜4.2mとしっかり届き、風は東よりのサイド〜サイドオフとなっている。
サンセット特有のシフトしたピークとブ厚いブレイクで、風の影響か面がボコボコしていてかなり難しいコンディション。
セミファイナルが終了し、ファイナルに駒を進めたのは、John John Florence(HAW)とMick Fanning(AUS)、Matt Wilkinson(AUS)そしてJulian Wilson(AUS)のHawaiian対Aussie3人。
ファイナルがスタートしてすぐJulianが9.47ポイントのエクセレントスコアを出しスタートダッシュ!
そして、JJFが手前のピークからギリギリドロップし、リラックスしたボトムターンからバレルインし6.67ポイントのグッドスコアを出し追撃開始。約10分経過くらいに、まだノーライドだったMickがスープの中からテイクオフし、リップし次なるセクションを探すが前がなくなりプルアウト5.33ポイントを出し、反撃スタート。
そしてMattが2本目のライドをして5.87ポイントを出しトップに出るが、直ぐにJulianが2本目3.10ポイントを出し再びトップへ。
残り14分くらいとなり入ってきたセットでMickが2本目を乗りバレルインから大きなラウンドハウスカットバックで9.87ポイントのエクセレントスコアでトップに躍り出る!
そして、JJFの5本目はスープの中からテイクオフしボトムへ降りてリップしてそのままバレルインするが前が崩れライドは終わるもののJJFらしいなんとも予想ができないライディングで観衆を湧かせ、その後6本目で5.33ポイントを出し追いすがるがそのまま終了のホーンが鳴りMickの優勝が決まった!
WSL2015ツアーは残すところ12月8日からスタートする、Billabong Pipe Mastersのみ。
現在World Championレースは、Mick Fanning(AUS)とFilpe Toledo(BRA)、Adriano De Souza(BRA)などが団子レースとなっている。
まさに最後の1戦で全てが決まる。
2015年を締めくくる素晴らしい大会となるだろう!