湘南の冬の海辺の暮らし|茅ヶ崎ビーチクラブで遊ぼう!
「夏」は、海が活気づく季節。江ノ島を筆頭に、全国各地から湘南の海に人が押し寄せる。もちろん「住民」たちだって夏の海を謳歌するけれど、秋が過ぎ冬がきても、海はそこにあり、私たちは暮らしている。
寒ければ寒いなりに冬は冬らしく、一年をとおしての海あそびが提案されている。
毎月第3日曜日午前中に開催されている「茅ヶ崎ビーチクラブ」。
この日は、ちょっとクリスマスパーティーということで、ダッチオーブン料理にも気合が入っていた。
野菜のチキンロールは、ハーブの香りが爽やかで柔らか。
ゴロゴロジャガイモはホクホクと、半透明がきれいな玉ねぎは、驚きの甘さに仕上がっていた。
お隣では、お汁粉が作られ、農家さんからのサツマイモは、もちろんあま〜い焼き芋に。
ほかほかといただく。
ビーチヨガの体験レッスンに参加。
「寒いんじゃないの?」と多くの方に心配されたが、寒いどころか、呼吸を整え、見よう見まねでやってみると、暖冬のせいもあるだろうが暑いくらいになった。
すっかり優しくなった陽射しの下で、波音もすぐそこ、浜で遊ぶ人たち越しに海を感じながら、天へ向かう、地に向かうヨガはとても心地いい。
レッスン後、小さな女の子が先生に貝を持ってきた。
よく聞けば、お嬢さんなのだそうだ。ということで、記念に一枚。
次なる体験は、スラックライン。
市内在住だったリーダーのもと、パフォーマンスチームが練習もかねてライン持参でやってきてくれる。
こちらは約1メートルの高さがある上級者向けライン。
高さ30センチほどのラインもあるので、子どもたちも大喜びで参加している。
バランスよくラインに立てることは、ヨガにも通じるね!なんていう話もでていた。
サーフィンのための基本姿勢や、重心の取り方、歩き方の講習が本来の一番メニュー。
現代人にありがちな間違いだらけの歩き方など、ちょっとアドバイスをもらうと、自分の体が楽になり驚くというものだ。
エクササイズのためのマットに寝そべって、海を眺める。空を仰ぐ。音に耳をすます。南に開かれた浜は、北側の松林にもまもられて、風もなく心地いい。
ここに寝そべるときは、北風より南風がない日を選ぶといいのだと気がついた。
北風の吹く街中より、数段暖かいのだから。
【茅ヶ崎ビーチクラブ】
毎月第3日曜日9:30から昼ごろまで
茅ヶ崎海岸ヘッドランド周辺
無料