全国概況
サーフィンニュース全国版[朝刊]7月5日(火) 7:00更新
台風情報:5日6時現在、台風1号の980hPaの勢力でフィリピンの東(北緯15度00分、東経137度30分)にあって北西へ35km/hで進んでいる模様。8日(金)頃には非常に強い勢力で沖縄・先島諸島近海に接近する予想。先島諸島では暴風や高波、大雨に警戒が必要です。西~東日本の南に向いたエリアでも週末にかけてサイズ変化してくる可能性もあるので要チェックです。
今日の日本列島は低気圧はさらに東の海上に離れ、北海道の北に中心を持つオホーツク海高気圧と南の海上に中心を持つ太平洋高気圧に挟まれる形で関東の南の海上~北陸~朝鮮半島にかけて梅雨前線が停滞する模様。
北~東日本の太平洋側では、東に向いたエリアではオホーツク海高気圧からの北東寄りの風・ウネリの反応が良くなりサイズアップ傾向となりそうですが風の影響も受けて日中以降はまとまり無く、南に向いたエリアでは太平洋高気圧から吹き出す南東寄りのウネリの反応が若干良くなりながら続き、前線の北側に位置する湘南~伊豆などでは北東~東寄りの風が一日を通して、南側に位置する東海などでは日中は南寄りの風が入る予報。また、西日本では全体的に前半は風も弱めで昨日と同程度の南東寄りのウネリが続き、四国などでは後半は西寄りの風にシフトし弱めのまま、九州などでは後半は南東寄りの風にシフトし強まる地域もありそうです。
一方、日本海側では東北~北陸で遅れて反応している北寄りのウネリは朝をピークに弱まりながらも北向きの新潟などではしっかり遊べそうで、北陸~山陰では後半にかけて前線上の低気圧の発達次第では北寄りのウネリの反応でサイズ変化する可能性もありそうですが、全体的には前線に向かって吹く南寄りの風でウネリが抑えられ物足りないサイズとなる地域が多くなる見込みです。