Update:201607.08FriCategory : なみある?波情報

全国概況

サーフィンニュース全国版[朝刊]7月8日(金) 4:59更新

台風情報:8日3時現在、台風1号の930hPaの勢力で与那国東の南南西約270km(北緯22度25分、東経121度40分)にあって西北西へ15km/hで進んでいる模様。今日にも台湾を通過する予想で、引き続き先島諸島では暴風や高波、大雨に警戒が必要です。九州~四国では後半にかけてさらに台風からのウネリの反応が良くなりサイズアップ傾向なのでサイズの急変には注意が必要です。さらに、台風からの湿った空気の影響で雨雲が発達し大雨となる恐れもありますので注意して下さい。

今日の日本列島は南東の海上に中心を持つ太平洋高気圧は徐々に東進するもまだ停滞気味、東の海上の低気圧はゆっくりと東へ離れ概ね高気圧に覆われる模様ですが、九州の東に発生する低気圧で九州では大気が不安定、天候の急変などには注意が必要となりそうです。
北~東日本の東に向いたエリアでは離れる低気圧や高気圧からの吹き出しで東寄りのウネリが同程度の強さで一日を通して続く見込みですが日中はどこもオン寄りの風が入り易い予報。南に向いた関東~東海・伊勢までのエリアでは今日も穏やかに高気圧から吹き出す南寄りのウネリが弱く続く見込みで、太平洋高気圧の張り出し次第ですが、今のところ台風からのウネリでサイズアップしてくる可能性は低そうです。また、西日本の四国~九州ではすでにしっかりめのサイズで南~南東寄りのウネリの反応が見られていますが、後半にかけて台風からのウネリでさらにサイズアップしてくる見込みで、こちらはサイズの急変などにも注意が必要です。
一方、日本海側では海上での風・ウネリは弱く、東北~上越などで昨日後半まで続いていた吹き出しのウネリの反応はさらに弱まりサイズダウン、北陸~山陰にかけてはサイズ変化なく物足りないコンディションが続いてしまいそうです。