Update:201608.05FriCategory : Namiaru? News

【VISSLA注目のクリエイター#7】コーリー・コラピント

この数年、サンオノフレにハングアウトする若いサーファーの中でも突出したサーフィンを見せているサーファーがいる。

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彼はいわゆるカリフォルニアキッド、長い手足に塩焼けした金髪という出で立ちだが、全く気取らずソフトなしゃべり方の青年だ。

15歳からロングボードは始めたコーリーは現在19歳。 

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彼はほぼ生まれた時からサーフィンをしているサーファーだ。ロングボードに乗り出し、既成概念にとらわれない伸びやかなロングボーディングのスタイルには、ビーチから大きな声援が送られている様だ。 

VISSLAブランドがスタートする前からサポートされていたというコーリー。パーティーで出会った彼に話を聞いてみた。

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生まれたのはサンクレメンテ?

いえ、ハワイなんですよ。でも残念ながら赤ん坊の時に引っ越して来たから、ハワイの記憶はあまりないです。育ったのはここ、サンクレメンテです。 

サーフィンはいつから始めたの? どんなサーフィンライフだったか教えてくれる?

多分2歳か3歳くらいからだと思います。 僕の父はハワイでライフガードをやっていて、僕が生まれてからこのサンクレメンテのライフガードの仕事をする為にここに引っ越してきたんです。 

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ライフガードの仕事はフルタイムではないので、いくつか他の仕事もしていて。普段は中学校の先生なんですよ。

でも学校が休みになる6月~9月の4ヶ月間はライフガードと並行して、T−ストリートでサーフィンスクールをやっているんです。 

だから、サーフィンしたのは多分父の背中にのせられてT−ストリートでやったのが初めてで、あれが3歳くらいだったんじゃないかと思います。

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ただ、覚えていないけどハワイでもサーフしてた、というかさせられていたらしいです。

生まれてすぐビーチに連れて行かれてたみたいですからね(笑)。でも小さすぎて覚えていないんです。 

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母方の祖父もマリンバイオロジストとして長い事ハワイに住んでいたので、ハワイとのコネクションは僕のファミリーとは切っても切れない感じなんですが、親戚たちはこの町に住んでいるので、やっぱりここがホームと呼べる場所なんだと思います。 

この祖父の撮り溜めたハワイとカリフォルニアの1930,40年代のフィルムがあるんです。ものスゴく貴重で、楽しい映像で、僕の宝物です。

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今この町で若いサーファー達の代表格になっているのは小林ケイとグリフィン・コラピントのグループでしょ? 

彼らは僕も去年まで行っていたサンクレメンテハイスクールのサーフチームのメンバーなんです。 

二人は今、すごいライバルになってるけれど。(笑) 

グリフィンは僕の甥っ子にあたるんだけど、彼とは小さい頃からずっとNSSAのサーキットを回ってたんです。

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だからみんなには兄弟だと思われてる事も多い。小林ショーとケイみたいにね。まあ、兄弟みたいなもんですけどね。

グリフィンはトライフィンが大好きで、試合が得意。僕もずっとやってたし、嫌いじゃないけど、今は試合にはあまり興味が無くなっちゃった。

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僕の年代だと五十嵐カノアがすごいよね。彼にはたくさんのヒートで苦い目を見せられた。(笑)

試合だけがサーフィンじゃない、って解らされたみたいなものかもしれないですけど。(笑)

カノアにはがんばって欲しいね、ワールドツアーでも。同じ時代を生きてきた仲間として誇りにしてます。

しばらくサーフィン出来てないそうですね?

そう、膝を痛めていてあと1〜2ヶ月は無理みたいです。 

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あんなロングボードの乗り方するから怪我するんだ、なんてみんなにからかわれていますが、実際には子供の時からのスポーツによる怪我みたいです。 

僕はサーフィン以外にもいろいろなスポーツが好きで、フットボールやテニスなんかも随分やって来たので、膝には随分負担をかけてしまったみたいですね。 

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でも波乗りができず、浜にハングアウトしてたこの数ヶ月、前には見えなかった事が見えてきたりして、逆にエンジョイしてる感じなんですよ。

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去年で高校が終わったので、今はサドルバックカレッジに行ってます。 

授業も思ったより楽しくて、大学生っていうのも悪くないなと思ってます。(笑)最近はフィルムの編集や制作も楽しくて、色々な事にトライ出来てますよ。

ちょっと前にVISSLAのSOFA SURFERあっていうクールな新商品のプロモーションでちょっとしたクリップをこの町で撮影したんです。 

それにはクルーとして参加して、ついでに主演も!(笑) 

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ローカルな雰囲気のショートフィルムが出来上がったと思いますよ。ぜひチェックしてみて下さい。
http://www.namiaru.tv/news/?p=29240  

サンクレメンテでサーフした事がある人なら、「あ、ここ行った事ある!」って必ず思うロケーションですよ。 

あれで、僕には俳優の才能もあるかもしれないなんて考えてます!(冗談ですよ。笑)

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怪我でサーフ出来なくなる前にスタートしたDREAM STEEPLEも楽しいプロジェクトでした。 

僕は怪我のせいで裏方状態でしたが、色々勉強になったしこの地元のカリフォルニアで、素晴らしい波にも出会う事が出来ました。 

どんなボードが好きなんですか?

なんでも好き。欲張りかもしれないけど、1つのタイプのボードだけに乗ってると飽きちゃうし、人のボードを見ると試してみたくなっちゃう。

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最近はトライフィンはあまり乗ってないけど、乗れば楽しいと思う。

しばらくはロング、特にログっていうかオールドスクールの重いシングルフィンばかり乗っていたんだけど、でもそれだけがロングボードっていう訳じゃないと思う。

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特に、VISSLAのCREATORS & INNOVATORSプログラムに入ってから、こんなにたくさんのシェイプの種類があるんだっていう事に気がついて、フィッシュや非対称、いろいろなシェイプをトライしてる最中なんですよ。

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ジェフマッカラムのボードも素晴らしいと思うし、ドナルド・ブリンクの非対称にもいろいろな可能性を感じる。 

デリック・ディズニーの乗ってるフィッシュや、彼のバディであるライアンバーチのシェイプも面白い。

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あと、これはあまりポピュラーじゃないかもしれないですが、ブルーギルっていうモデルがエンシニータスのジョンウェグナーのシェイプにあるんですよ。

彼は数年前にサウスベイ(ロスアンゼルス)から移って来たシェーパーなんですが、彼のお兄さんはオーストラリアでアライアを広めているトムウェグナーっていうサーファーです。

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このブルーギルはアライアに少しだけ浮力を加えて、小さなツインフィンがセットアップしてある不思議なボード。

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波の上を浮遊するみたいな面白い感覚とスピードを感じる、ものすごく楽しいボードです。

アライアはちょっと難しいけど、素晴らしいサーフボードです。でもなかなか難しいでしょ?ブルーギルは普通にサーフィンに持っていけるくらい、楽しめるんですよ。ぜひトライしてみてください。 

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僕は自分でボードをシェイプしよう、っていう気持ちにはまだなってないんですけど、先の事はまだ解りません。

今は乗りたいボードを作ってもらう事の方が助かる(笑)

今ロングボードでは僕のデザインをモデルとして作ってくれてる企画があるんです。 

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僕の尊敬するロングボーダーにCJネルソンというサーファーが居るんですが、彼は地元のサンタクルズとこのサンクレメンテを良く行き来していて、いつも色々なアドバイスをくれるんです。

彼の新しいボードカンパニーから近いうちに僕のモデルが発売されると思います。楽しみにしていて下さい。 

普段はどこでサーフしていますか?

最近はサーフ出来ていないんですけれど、ロングだったら1年中サンオノフレだし、夏ならロワーズ、またはT−ストリートですね。

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あと、僕の秘密のトレーニング場所はコットンズなんです。あのポイントはちょっとスペシャル。あまり混まないし、沢山のレジェンドサーファー達と出会える場所ですから。

アッパースからちょっと北に歩くだけで到着するポイントなんですが、波が良くなるとみんなどうしても南、つまりロワーズとかチャーチにフォーカスしてしまうでしょ?

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それでコットンズは見逃される訳です。皆さんも良く知ってるフレッチャーファミリーはコットンズの真ん前に住んでいて、波がたつと素晴らしいサーフィンを見せてくれますし、色々なアドバイスや面白い話が聞けますよ。 

実は僕が VISSLAファミリーに入るきっかけもコットンズにあるんです。

社長のポール・ナウデさんと出会ったのはあのポイントですし、デザインのトップであるロブ・マッカーシーさんもあそこに住んでいる。 

だから、彼らとは昔からのコットンズ仲間なんです。(笑)僕が小さい頃から見守って来てくれていた感じですね。 

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だから、僕はブランドがスタートする前からVISSLA のビッグサポーターなんですよ!

■ VISSLA「ヴィスラ」
http://www.vissla.jp