Update:201609.19MonCategory : なみある?波情報

全国概況

サーフィンニュース全国版[朝刊]9月19日(月) 4:22更新

台風情報:19日3時現在、台風16号(マラカス)は945hPaの非常に強い勢力で徳之島の西北西約290km(北緯28度40分、東経126度05分)にあって北東へ20km/hで進んでいる模様。今後は20日(火)頃には九州に接近・上陸する恐れがあり西日本を中心に大雨や暴風、高波に警戒が必要です。また、台風の北上によって湿った空気が流れこむため、本州付近に停滞する秋雨前線が活発化し台風接近前から大雨に注意が必要です。こまめに最新情報をご確認ください。

今日の日本列島は台風16号は東シナ海をゆっくりと北東進し今夜には九州に接近、秋雨前線は本州の太平洋沿岸を昨日よりもやや南下する模様。
太平洋側の東北~千葉などの東に向いたエリアでは高気圧の吹き出しなどによる東寄りのウネリの反応が昨日後半とほぼ同程度の強さで今日も一日を通して続き、前線に近い千葉などでは風向きが不安定ですが今のところ北東寄りの風が中心となる予報。また、太平洋側の南に向いたエリアでは今日のところは台風16号からのウネリの反応は弱く、前線の南側で続いている南西寄りのウネリの反応が湘南~伊豆~東海~伊勢~四国などでは昨日とほぼ同程度の強さで一日を通して続く見込みで、風向きも前線に近いエリアが多く不安定ですが今のところ湘南や和歌山・磯ノ浦などは北寄りの風が中心となる可能性が高そうです。そして、台風が今夜にも接近する九州ではウネリの反応が強まりサイズアップ傾向ですが、こちらは台風への早めの防災対策が必要です。
一方、日本海側では広い範囲で高気圧から吹き出す北~北東寄りの風・ウネリが続き、上越~北陸の北向きのエリアでは昨日後半と同程度に、台風に近い山陰~九州などでは後半にかけてさらにまとまり無くサイズアップしてくる見込みです。