3.11 東日本大震災から6年。
3.11 東日本大震災から6年。
今年も「なみある?」は宮城を訪れています。
6年前の3月11日、未曾有の大震災に襲われ多大な被害を受けた宮城県は日本が誇る有数のベストサーフエリアです。
そして、ここ宮城県七ヶ浜町(菖蒲田浜・小豆浜)は3.11大震災以降8ヶ月後の11月11日に宮城エリアではイチ早くサーフポイントとして復活することになりました。しかし、その再開には瓦礫やコンテナが散乱していた浜の撤去作業に努力し続けた、菖蒲田浜のサーフショップ・マティーズのオーナー星さんを始め、ローカルサーファーなど皆様のたゆまぬ努力があって成し遂げられたのです。
サーフショップは津波で建物の基礎を残すのみで全てを流失してしまいました。しかし、そんな星さんは仲間とあきらめず手作業でビーチクリーンを繰り返し行い、また、人の力ではどうにもならない仙台港から漂着した20個以上あるコンテナの撤去を行政に働きかけ、8月の下旬にやっと重機が入り宮城県初のビーチのコンテナの撤去作業がスタートしました。
そして、海水調査の結果、菖蒲田浜では放射性物質・大腸菌などは検出されず、水質は海水浴も可能なレベルであることが確認され、地元住民の理解も得られたことで、2011年11月11日にサーフィン再開の運びとなりました。
本日はそんな菖蒲田浜のサーフショップ・マティーズのオーナー星さんの働きかけにより、東日本大震災7回忌慰霊祭が行われました。
海でサーフィンを楽しむサーファーだからこそ。サーフィンという切り口で震災について考える1日であってほしいと思います。
今日、この日の出来事を振り返り、東北の海岸線が復興をとげることを願い、そして少しでもその力となるよう心に刻む1日となればと思います。
14時46分黙祷
また、 過去記事になりますが、2011年3月11日と、その11ヶ月後のドキュメント記事があります。風化させない為にも、ぜひ今一度ご覧ください。
■ 3.11から8ヶ月
宮城県サーフィン再開の記録
http://www.namiaru.tv/2011/12/
■ なみある?プロジェクト福島
http://www.namiaru.tv/project/story01.html