Update:201712.12TueCategory : Namiaru? News

栄養科学博士のオーガスト・ハーゲスハイマーさんがプロライダーの食生活をチェック! 第一回 田代凪沙さん編


今回「なみある?」では、栄養科学博士のオーガストハーゲスハイマーさんにプロライダーの食生活をチェックしていただきました。
ご参加いただいたライダーは、須田那月さん(左)と田代凪沙さん(右)。
おふたりが日頃食べている食事の写真を見ながら、食べた方が良い食材や避けた方が良い食材など、具体的にアドバイスをいただきます。

現場は大変盛り上がり、2時間を超えるロングインタビューになってしまったため、全3回に分けてお送りします。

第一回目は、「プロライダーの食生活」田代凪沙さん編です。みなさんの食生活にも参考になる情報が満載ですので、是非ご覧ください。

夕飯にはローフード(生もの)がおすすめ

オーガスト おふたりはアスリートなので、ある程度は食に関する知識もお持ちでしょう。今日は食事のチェックをしながら、筋肉や疲労回復に効く食材などをご紹介させていただきます。それでは田代さんのお食事からチェックしていきましょう。

田代 よろしくお願いします。朝、昼、晩と、1日分の食事を撮影してきました。

朝ごはんが、目玉焼きとウインナー、納豆にお味噌汁です。

昼ごはんはソーメンだけなんですけど。。。

夜ごはんは肉じゃが、ひじきなど和食となっています。

オーガスト 美味しそうですね。これは試合前じゃなくて通常の食事ですか?

田代 はい。家にいる時の食事です。

オーガスト この写真を見たところ、緑が少ないですね。あと生もの。Rawが少ないね。

田代 生は食べられないんです。

オーガスト 生で食べるということは、食べたものの消化負担が軽いってことなんです。だから便秘になりやすいとか、そういう症状をお持ちの人がいらっしゃったら、生ものを増やしてほしいんですよね。生ものに残っている酵素のおかげで、食べた食材の分解が早くなります。とても楽なんです。

もともと人間は、何でも生に近い状態で食べていましたよね。DNAはその頃と変わっていないのに、今は全部火を通して食べる習慣ができてしまった。だから夕飯に煮物とかを食べると、寝ている間に体の回復や肌のターンオーバーにエネルギーを使いたかったのに、消化の為にどんどん使われ、それ以外のところにまわらなくなってしまうんです。

そうなると、目覚めが悪いとか疲れが取れないとか、不調が表れてきます。だから夕飯だけでもいいので、お刺身やサラダに蒸した鶏肉などを食べると良いですね。
苦手な人が慣らしながら食べるのは大変かもしれませんが、生食のメリットはすごく大きいので、少しずつ食べてみてください。

毎食、食べる量の半分は緑の葉野菜に!


オーガスト 僕は子どもが5人いるんですけど、子どもたちが小さい時から「お皿に乗っている色で、一番大事な色は何色?」って質問をしているんです。何色か分かりますか?

田代 何色だろう。

オーガスト 答えは、緑です。緑だけでは完璧な一食にはなりませんが、緑が一番大事なので、いちばん食べていただきたいんですよね。だからこのお昼のソーメンを見ると・・・緑はゼロ。そして夜もほとんど緑はなし。

緑の葉野菜を生で食べると、体に必要なミネラルが全部とれるので、毎食、食べる量の半分は緑を入れてほしいと思います。特にアスリートの方には。
そしてサラダには油をかけてください。ゴマ油でもオリーブオイルでもOKです。ミネラルを野菜から吸収するためには、油が必要なんです。だから油は忘れずに!

田代 油は体に悪そうなイメージがあるんですが。

オーガスト そうですね。サラダ油やドレッシング、マヨネーズは避けた方がいいです。あと、酸化している油。これはダメ。私のおすすめは、エクストラバージンオリーブオイルです。

「生野菜は体を冷やす」はマチガイ

須田 「野菜サラダは体を冷やす」ってよく聞きますが。

オーガスト 「お腹を壊す人もいる」って聞きますね。でもあれは、野菜に含まれている食物繊維が豊富すぎたからで、冷えたせいではないんです。人間の体は温度調整をするのが得意なので、食べたものですぐに体温が変わってしまうことはありません。そうじゃないと、熱いスープを飲んだら、熱が出ちゃうことになりますよね。

アイスクリーム、かき氷、アイスコーヒー。そういうのはみんな平気で食べたり飲んだりしているのに、生野菜で冷えるなんて、おかしな話ですよね。

果物は、わざわざ食べる必要はない。


須田 果物はたくさん食べた方がいいんですか?

オーガスト 私は果物はいらないっていう考えです。果物に入っている果糖は、筋肉の細胞を固まらせる糖化を発生させるんです。
食べちゃいけないってことではないんですが、わざわざ食べる必要はないと思っています。

イメージしてもらうとわかりやすいと思うんですが、公園の木の中にも、ポキッて折れちゃう枝ありますよね。あれってある意味、木の枝が糖化したような状態なんです。固まっちゃって、伸びたり縮んだりする機能を失い、折れてしまっているので。

人間の体も同じです。だからお年寄りは、体が硬くなってしまったり、腕をまっすぐ伸ばせなくなったりしますよね。これも長年の糖化のせいです。

だからアスリートとして自分の筋肉を守るには、「これ甘い!」と思ったら、キケンだと思った方がいいかもしれない。たまに食べる分には、問題ないですけどね。

そんな果物の中で、例外的におすすめできるのは、アボカド。アボカドは、できれば毎日半分でも食べていただけると良いと思いますよ。アサイーもですが、糖がないので、おすすめしています。

いかがでしたか?目からうろこの情報もあったのでは??
オーガストさんが推奨する食事は、実はとてもシンプルなものなんです。
明日から実践できる「オーガスト流食事法」。いまなら無料で動画が視聴できます。

理想的な朝ごはんの「オーガスト流目玉焼き」の作り方や、ダイエットに重要とされている「体重・BMI・カロリー」の話がすべて無料でご覧いただけますので、この機会にチェックしてみてください。

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オーガスト・ハーゲスハイマー
栄養科学博士(Ph.D. in Nutritional Science)
アンチエイジング・スペシャリスト
株式会社アビオス代表取締役。(http://www.abios.jp/

1962年猪苗代生まれの55歳。
カリフォルニア州サンディエゴで育ち、サンディエゴ州立大学で医学を学ぶ。
45歳でアンチエイジングに不可欠な「若返りホルモン」を活性化させる食事法「オーガスト流若返りメソッド」を確立。
以降、最後に風邪をひいたのがいつだったのか思い出せないぐらい健康になり、今では体内年齢36歳という検査結果も出ている。

最近ではアンチエイジング・スペシャリストとして多くの公演活動のほか、テレビ、雑誌など活動は多岐に渡る。

著書に『20歳若く見える人の食べ方』(ソフトバンク新書)、『老けない人はやめている』(講談社)、『若返りスイッチをONにする食べ方』(小学館)、『スリムな身体で美しい人はこう食べている – オーガスト流ボディシェイピング』(中央公論新社)、『3度の食事で老ける人、若返る人』(宝島社)、『油を変えて頭も体も若返る』(主婦と生活社)、『オーガスト流30日で体が10歳若返る食事』(講談社)『最少の努力でやせる食事の科学』(講談社)


田代凪沙
生年月日 :1997年5月14日
ホームタウン :横浜
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主な大会戦歴
・2017年 強化指定選手
・2014,2015年 2年連続 JPSA グランドチャンピオン
・2014年 ルーキーオブザイヤー
・2016年 WSL QS1000 Australia Komunity project 9位

・2015年 ISA World Junior Surfing Games 11位
・2016年 ISA World Surfing Games 13

Twitter: @Nagisa14Tashiro
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須田 那月
生年月日 :1995年9月7日
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プロフィール
静岡県西伊豆町生まれ。
1歳数ヶ月で種子島へ移住してきて、種子島育ちのアイランドガール。

海が常に近い生活をしていたが、小学生の頃はサッカーやピアノをやりサーフィンと離れた暮らしをする。
小学5年生の冬、6才年の離れた弟が3才でサーフィンを始めたのをきっかけに一緒にサーフィンを始める。そこからサーフィンの楽しさ、自分が育った種子島の波に惹かれていき、3年後の中学2年生になった年から本格的に国内のアマチュアの試合に出るようになる。高校1年生の5月にJPSAプロ公認を得て(当時最年少)、その年の8月には全日本アマチュアサーフィン選手権でガールズクラス(U21)で日本一を獲得。翌年からは国内のプロツアーを回り始め、海外のプロジュニアの試合などにも出場。

現在は4月に肩の手術をして、来シーズンの復帰をめどにリハビリ中です!

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