サーファーつながりの宮古島トリップ最終日
DAY4
最終日は期待通りの好天気で、これぞ南国という気分になった。前日からみんなでサーフィンをするという約束をしていて、昨日撮れなかった分少しでもみんなの写真を撮りたいと気合を入れていた。
まずは早起きをして、レンタカーで約束の時間まで有名な観光スポットの「砂山ビーチ」などの周辺をドライブして写真を撮り、伊良部大橋の袂で待ち合わせをしていたのでそこにあるお土産物屋さんでお土産を買った。
空港で買うのも良いが、そこで買うこと自体も良い思い出になるような気がしたからだ。
旅のメンバーが集合したら、そこから池間さんたちと待ち合わせの伊良部島のポイントへと向かった。
そのポイントは車が入れる台数が限られているので車を道路脇に停めて、何台かに乗り込んでジャングルの小道を抜けてポイントへ。
そこには初日に見た波とは正反対の小波がアウトで割れ、太陽に照らされて美しく輝く海と砂浜が広がっていた。
初日に見た波が宮古島のハードな波の景色、最終日に見ているのが宮古島の穏やかな波の風景という感じだろうか。
いずれにせよ、宮古島はサーファーがとても海の壮大さや心地よさを感じられる場所だと思った。
陸からみんなのサーフする風景を撮影していたが、アウトまでの距離と波のサイズから、水中の方が良いと思い、GoProは充電切れのため、一か八かさらに慣れていない水中カメラを首に提げて、パドルアウト。
ラインナップに何とかたどり着くと。
見ていた以上に小波と雖もパワーのある波で、時折形の良い波も入ってくる。
そしてこの晴れ渡った空と透明でサンゴが見える海。
気持ち良くて、浸かっているだけで自然に笑みがこぼれる。
今回は池間さんのおかげで多くのメンバーでこのポイントに入らせてもらい、過密状態のポイントブレイクでなかなか波に乗るのも大変だったが、それでもみんなでこの美しい海に浸かり、心地よい時間を過ごせたことが良かった。
撮影の方はまだまだ練習が必要な結果だったが、最終日にとても素敵な思い出のお土産をもらった。
海から上がって、他のメンバーは明日までだが、私は一足先に日常に戻らなくてはならず、BBQパーティーは参加できなかったが、みんなと写真を撮り、ハグをして、また大人げなく涙涙でさよならをし、空港へ車を走らせた。
東京行きの飛行機に搭乗する前に、空港で大好きな沖縄そばを食べ、展望デッキで宮古島に落ちる夕日を眺めながら、”ここがルーツなんて光栄です”と宮古島に感謝した。で、ふと思った。
“イチャリバチョーデー(会えば皆兄弟)”という温かい心、”ナンクルナイサー(努力すればなんとかなるさ)”という強い心など、沖縄地方に受け継がれている心は、きっと本来誰もが持つ共通の心。
それを思い出させてくれる場所なのかもしれない。
いうなればみんなの原点、ルーツを感じさせてくれるパワースポットなのかもと。
そんなことを思いながら、また宮古島に来れる日を楽しみに飛行機に乗り込み、3泊4日の思い出いっぱいの旅から帰った。
あれかもう3か月。日を追うごとに日常の目まぐるしい生活に浸かっているが、心は宮古島ブルーの海に浸かっている。
都会から宮古島に行くと、海の美しさはもちろんだが、島人のあったかい心、その過ごす穏やかな時間に虜になってしまう人が多いのではと思う。
現に私がそうだ。そして旅で出会い、楽しい時間を共にした沖縄、宮古島の人たちとの絆が、またあの美しい海へ浸かりに行くぞ(いや今度はもっと波に乗るぞ!笑)と日々の生活の原動力になっている。
今回の旅に誘ってくれた比嘉力夫プロをはじめ沖縄の皆さん、池間さんをはじめ宮古島の皆さんに大感謝!
旅って最高!
多くの観光客が訪れる砂山ビーチ
素晴らしいロケーションだがサメの目撃情報もあるので注意
あちこちに写真を撮りたくなる場所がある
池間島へも橋で渡れる
待ち合わせの伊良部大橋
自然を守るような取り組みがされている
美しい光景で有名な伊良部大橋を渡る
少し曇っていても美しい水の色
いざ、アウトへ
コンパクトでも力強いブレイク
宮古島ローカルも一緒に
セットの波を滑る比嘉力夫プロ
雲が取れて晴れ渡ったポイント
最終日にようやく光り輝く景色がお目見え
小波を楽しむ沖縄ローカルの幸喜世彦さん
さとうきび畑が広がる道を行く
今回宮古島の旅をご一緒させて頂いた沖縄メンバー
また宮古島に来ることを楽しみにして夕焼けを見ながらフライトを待つ