JPSA2018ロングボード第3戦は優勝は浜瀬と田岡!
【Surfing for all がんばろう日本!】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ロングボード第3戦 9GATES PRO CHIKURAは千葉県南房総市千倉海岸でFINALDAYスタート。
ファイナルデーの千倉海岸はモモセットハラくらいで、風は弱いオン~サイドオンショア。本日はワンバンクで4メンプレイオリティーで試合進行となる。
まずはメンズのラウンド4からスタート。ここからトップシードが登場し、ヒート1には昨年度グランドチャンピオンの浜瀬海がクレジットされている。サイズのある波を選べばコンビネーションでハイポイントが期待できるコンディション。やはりヒート1は浜瀬が8.00ポイントのエクセレントを出して1位でラウンドアップし、2位には藤井辰緒が入った。
ヒート4には森大騎が登場し7.5ポインをマークし1位、2位には土屋昌平となった。
ヒート5にはSHRED CREW秋本祥平が登場。秋本はノーズからリエントリーのコンビネーションを確実に決めて4.50と5.50ポイントをまとめて順当に1位でラウンドアップ。
ヒート7には松山欣則が登場し、5.75と5.25ポイントを揃えてベテランが1位となり、2位には元グラチャンの畑雄二が入った。
続いてはウィメンズのラウンド3へ。
ヒート1には田岡なつみ、植村未来というグランドチャンピオンを狙う2人と、大島みどりと布目純がクレジット。ワイドな波が多くなってきたが、サイズのある波でポテンシャルのある波を選べばノーズからリエントリーのコンビネーションは入る。田岡はノーズを中心に組み立て、植村はマニューバー中心にヒートを組み立て2人がラウンドアップ。
ヒート2は現在ランキング6位の小栗瑞恵、9位の菅谷裕美、昨年プロ公認となった大村結衣と今大会でプロ公認を取得した松本望希の4人。今年好調の小栗と先週からの調子の良さをキープしている大村がラウンドアップ。
ヒート3は鈴木由貴、小高恵子、古家伸子、内海裕美子の4人。ノーズに行き確実にポイントを稼ぐ鈴木とサイズのある波を選びノーズからコンビネーションを狙う小高がラウンドアップ。
ヒート4にはランキング5位の小山みなみが登場し、林未来、佐久間由佳と遠藤夕子の4人。1本目から得意のノーズからのリエントリーのコンビネーションサーフィンで小山が点数を出しヒートをリードしそのままトップでラウンドアップ、2位には遠藤夕子が入った。
引き続きメンズのQFがスタート。
ヒート1は浜瀬海、櫻岡甲太、佐久間秀人と土屋昌平の4人。必ずファイブからテンのノーズとリエントリーを決めてくる浜瀬が5点代を2本まとめて1位、2位で佐久間がラウンドアップ。
ヒート2は秋本祥平、佐藤広、畑雄二と塚本将也の4人。サイズのある波にノーズからリエントリーをからめてスコアを伸ばし塚本が1位、ミドルサイズの波でファイブ~テンとリエントリーを入れて2位でランドアップした。
ヒート3は藤井辰緒、斎藤智也、堀井哲と森大騎の4人。波数がかなり少なくなりスコアを出すのがかなり難しい状況になりつつある。数少ない波に乗り堀井と森がラウンドアップした。
ヒート4は増山翔太、尾頭信弘、松山欣則と井上鷹の4人。かなりインサイドのブレイクとなりサイズもないため2マニューバーは厳しくなんとか1マニューバーといった感じか?テイクオフからすぐのノーズで点数を出す井上とバックサイドのライディングで増山がラウンドアップ。
松山欣則/Photo:R.Uchiyama
尾頭信弘/Photo:R.Uchiyama
藤井辰緒/Photo:R.Uchiyama
斎藤智也/Photo:R.Uchiyama
そしてコンテストは終盤へ。
ウィメンズのSF。
ヒート1は田岡なつみ、小栗瑞恵、小高恵子と遠藤夕子の4人。風が強まり海面が乱れ走りづらい状況となってきた。積極的に波に乗る田岡と遠藤がラウンドアップした。
ヒート2は植村未来、大村結衣、鈴木由貴と小山みなみの4人。オンショアはさらに強まり潮はほぼ干潮時。ブレイクに力がなくかなり難しいコンディションに。マシンのようにコンビネーションを繰り出して4点代を2本まとめた小山と残り時間2分でノーズへ行きリエントリーを決めてきた大村が3.80ポイントを出し逆転でファイナルへ駒を進めた。
メンズのSFヒート1は、浜瀬海、塚本将也、森大騎と増山翔太の4名。オープニングから積極的に乗る浜瀬が序盤をリードするが10分経過したところで塚本が逆転。さらに森が2本のライディングで逆転し1位に出るがすぐに浜瀬が逆転しトップがコロコロ変わるヒートになったが浜瀬と増山がファイナルへ。
ヒート2は佐久間秀人、秋本祥平、堀井哲と井上鷹の4人。少し潮が上げに動いたのかややサイズが出てきたようだが風が強まりノーズなどのコントロールが難しい状況。佐久間がこのヒート好調でスタートからトップを走り1位でファイナルへ、2位には井上が入った。
秋本祥平/Photo:R.Uchiyama
堀井哲/Photo:R.Uchiyama
森大騎/Photo:R.Uchiyama
塚本将也/Photo:R.Uchiyama
植村未来/Photo:R.Uchiyama
鈴木由貴/Photo:R.Uchiyama
ウィメンズのファイナルからスタート。
ファイナリストは田岡なつみ、小山みなみ、遠藤夕子と大村結衣。オープニングライドは遠藤が乗るが、小山が4.50ポイントをマークし序盤をリードする。田岡が3本目に4.25ポイントを出し2位へ上がり追撃体制に。しかし、大村が6本目にノーズからリエントリーを決め3.10ポイントを出し2位へ田岡は3位に。そして田岡が5本目に2.85ポイントを出し1位に浮上!小山のニードポイントは2.60ポイント。残り3分で小山が乗りノーズを2回入れるライディングで2.80ポイントを出し逆転1位へ。その後すぐ田岡が乗りマニューバーをきっちり入れs5.25ポイントで再逆転。小山のニードポイントは5.01ポイント。しかし、このまま終了のホーンが鳴り田岡の優勝が決まった!
田岡なつみ/Photo:R.Uchiyama
小山みなみ/Photo:R.Uchiyama
大村結衣/Photo:R.Uchiyama
いよいよファイナルヒートのメンズファイナル。
ファイナリストは浜瀬海、佐久間秀人、増山翔太、井上鷹。オープニングから井上が乗り4.75ポイント、2本目に3.50ポイントを出しスタートダッシュ。落ち着いている浜瀬も1本目に3.80ポイント、2本目に5.20ポイントで1位へ。開始9分くらいで一旦小康状態に。13分過ぎに佐久間が4本目に乗りグーフィー方向へノーズからリエントリーを決め4.70ポイントでトップに躍り出る!増山は4本目に長いノーズライドからリエントリーを決め4.25ポイントをマークし追う。そして浜瀬が5本目にファイブからテンそしてリエントリーで4.50ポイントを出し逆転して1位へ。ここで残り時間は5分。その後大きな変化はなく浜瀬の連勝が決まった!
浜瀬海/Photo:R.Uchiyama
佐久間秀人/Photo:R.Uchiyama
井上鷹/Photo:R.Uchiyama
増山翔太/Photo:R.Uchiyama
浜瀬は先々週のSTYLE MASTERSと合わせて3週連続の優勝となり前半戦の折り返しとなった。
『結果』
メンズ
優勝:浜瀬海、2位:佐久間秀人、3位:井上鷹、4位:増山翔太
ウィメンズ
優勝:田岡なつみ、2位:小山みなみ、3位:大村結衣、4位:遠藤夕子
ロングボードツアーの第4戦は9月にALL JAPAN PRO 鵠沼となる予定です。
JPSA2018ツアーとしては、ショートボード第2戦が7月6日から伊豆・白浜海岸で伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainmentが開催されます。
ご期待ください!