Update:201905.09ThuCategory : BLUERマガジン

過剰包装を早くやめて少しゆるくやろうよ

 

私は雑誌の編集者時代にも前職のIT企業も、たびたび仕事で海外へ行っていた。誰かに頼まれなくても、海外の仕事を作ったりして。

当然、プライベートでも数えきれないほどの海外に渡航しているのだけど、やっぱり「旅」が好きなようだ。

観光地よりは人種、言語、生活様式の違う人たちと交流するのが楽しいから行く。そんな人たちが作り上げた町で食事をいただいたり、宗教の違いにおどろいたり、明らかに日本とは違うことの発見が面白くてたまらない。

日本のすばらしさも見えるし、日本がまったくイケていないところも目につく。

日本は早く改善したらいいのに、とはやっぱり食品やモノへの過剰包装。

日本人は律儀でルールが厳しすぎると思う。衛生面や安心安全もよくわかけど、あきらかに意味のない過剰がある。

世界を旅していると日本ほどの過剰包装にはなかなか出会わない。

スーパーではみんなエコバッグを持っていくか、手ぶらでもって帰る。野菜やフルーツなどは重量計算で購入するから、丸のままゴロゴロしていてカゴにがさごそ~っと山積みになっている。好きに自分のカートに入れてください、といったスタイル。

日本はキレイなPP袋に入っているトマトなどはトレー皿に2つ、さらにラップをして陳列してある。

ゴロゴロと、そのままでいいじゃないの、と思う。

最近は青空市場的なマルシェも増えてきていい。世界は、食品売り場は青空じゃなくても「市場」マーケットの発想が根強く伝統的にあると思う。

日本も八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん。昔も今も、商店街では名残は残っているのかな。

なんだか豆腐を鍋を持って行って買う、なんて逆に新鮮でやってみたいもの。

日本の過剰包装の問題は、徐々に変わってきてる。素晴らしいと思う。

それに、もうちょっと少しは適当にやろうよ、と思う。ゆるくしようよ、と思う。