台風情報：台風11号(992hPa)は26日(木)3時の時点で日本のはるか東(北緯37度0分、東経156度20分)にあって北北西へ35km/hで進んでいる模様。今後も北寄りに進み、千島近海で温帯低気圧に変わる予想。太平洋側では千葉以北を中心に台風からの東～南東ウネリに反応して広くサイズアップしてくる見込みです。

台風12号(996hPa) 26日(木)3時の時点で沖ノ鳥島近海(北緯21度55分、東経137度25分)にあってほとんど停滞している模様。今後は発達しながら北上し、小笠原諸島に接近。その後は北西へと進路を変え、28日(土)～29日(日)頃に関東など本州に接近・上陸する恐れがあるため、最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。

今日も日本付近は広く高気圧に覆われるものの、上空の寒気の影響で近畿や東海など局地的に雷を伴って雨が強まる恐れがあるので注意してください。
太平洋側では高気圧の吹き出しなどによる東～南東ウネリが穏やかに続きつつ、台風11号や台風12号の影響で東～南東ウネリの反応が千葉以北を中心に徐々に強まる可能性がありそうです。
一方、日本海側ではサイズ変化はなく厳しいままでしょう。

【気象庁台風進路予想】

  亀田健介