【ジャパン オープン オブ サーフィン】村上舜と松田詩野が優勝!日本サーフィン代表”NAMINORI JAPAN”のメンバーが決定!
5/6(⽉)〜7(⽕)にわたり、千葉県⼀宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)では「第1回 ジャパンオープンオブサーフィン」が開催された。
大会最終日、波はハラ〜胸セット肩とサイズアップしたものの、北寄りの強いオンショアが吹くハードコンディンションの中、ラウンド3(R3)〜ファイナルまでの全24ヒートが行われた。
世界戦への出場権1枠をかけて日本を代表するトップサーファー12名による壮絶なバトルが繰り広げられた。
男子は村上舜が優勝!
試合が後半になるにつれ、どんどん調子を上げてくる村上舜。
ファイナルではエクセレントスコアを2本まとめ、トータル17.47pt(8.67pt+8.80pt)を叩き出し圧巻のサーフィンで優勝!
1番の見せ場で最高のパフォーマンスを発揮できる勝負強さは流石!
圧倒的強さで「ジャパン オープン オブ サーフィン」の初代チャンピオンに輝き、9月に行われる世界戦の切符を獲得した。おめでとう!
「去年のISAのファイナルでは自分の力を出しきれず終わってしまったので、リベンジしたいです。」とコメント。
今大会は80%くらいの調子だと話していた村上舜だが、世界戦では是非100パーセントの演技を期待したい。
この大会を期にオリンピックも目指したいと語った村上の今後の活躍が楽しみだ。
最終日にはエクセレントスコアを出すなど素晴らしいライディングを披露していた大橋 海人。
ファイナルでは村上の勢いを食い止める事ができずに準優勝。
女子は松田詩野が初代チャンピオンに!
ファイナルの前半は波選びに苦戦しているように思えたが、形良い波を捉えると鋭いバックサイドターンの連打でしっかりと見せ場を作り見事優勝を飾った松田詩野。金メダルおめでとう。
優勝後の記者会見では「ISAの試合まで後4ヶ月あるのでもっとサーフィンのレベルと試合運びなどを上達させ、成長した自分で挑みたいです。」
「サーフィンのスキルだけでなくフィジカルも強化し、試合前に波をよく見てポジショニングなども自分を信じてできるようにしたいです。」と語った。
ここ志田下をホームポイントとする中塩 佳那。
大会初日にエクセレントスコアを叩き出すなど、好調なサーフィンを見せて勝ち進んできたが、ファイナルではバックアップは揃えられず2位でフィニッシュ。
3位は伊東 李安琉と都筑 有夢路
強者揃いの日本代表選考会で3位という好成績でフィニッシュした伊東 李安琉は男子最年少の16歳。
一見、力が抜けたようなスタイルだが、不意にエアーやパンチのあるターンなどを繰り出してくるので、見ていてワクワクさせられた。今後の活躍が楽しみな選手の1人だ。
この前に行われたWomen‘sQS1000「Ichinomiya Chiba Open」で優勝した都筑 有夢路だが今大会は3位でフィニッシュ。
パワーのあるフロントサイドのターンが印象的な選手で順調に勝ち進んでいたが、セミファイナルではポテンシャルのある波に乗れずに惜しくも敗退。
▼ファイナルデーのハイライト映像はこちら
「第1回ジャパン オープン オブ サーフィン」の結果
【▼ 男子結果】
1位 村上舜
2位 大橋 海人
3位 伊東 李安琉
4位 上山キアヌ久里朱
【▼ 女子結果】
1位 松田 詩野
2位 中塩 佳那
3位 都筑 有夢路
4位 西元ジュリ
サーフィン日本代表選手「波乗りジャパン」が決定!
2019年9月に宮崎県で開催される世界選手権(2019 ISA World Surfing Games)に出場する選手は下記の通り。
【▼ Open Menクラス】
五十嵐 カノア/1997年10月1日生/カリフォルニア出身
大原 洋人/1996年11月14日生/千葉県出身
村上 舜/1997年3月3日生/神奈川県出身
【▼ Open Womenクラス】
前田 マヒナ/1998年2月15日生/ハワイ出身
松田 詩野/2002年8月13日生/神奈川県出身
脇田 紗良/2002年10月10日生/神奈川県出身
2019 ISA World Surfing Games(世界選手権)選考基準
● 前年のワールドランキング1位の選手(日本人最高位ランキング)男女1名ずつ
● ジャパン オープン オブ サーフィン優勝者 男女1名ずつ
● NSA強化部の推薦枠として、過去のISA戦績より 男女1名ずつ
2019 ISA World Surfing Games(世界選手権)
大会名称 :2019 ISAワールドサーフィンゲームス
-開催期間 :2019年9月7日(土) ~15日(日) =9日間=
-大会会場 :宮崎県宮崎市木崎浜海岸
-主催 :国際サーフィン連盟(International Surfing Association : ISA)
-主管 :2019 ISAワールドサーフィンゲームス実行委員会
(特別名誉顧問/森 喜朗:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長、名誉会長/河野 俊嗣:宮崎県知事、会長/戸敷 正:宮崎市長、副会長/酒井 厚志:一般社団法人 日本サーフィン連盟 理事長ほか)
-出場国 :約50ヵ国・地域(予定)
-出場選手 :2約300名(予定) ※各国男子3名、女子3名
-五輪出場権:アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア各エリアの最上位選手が、東京オリンピック出場権を獲得します。
日本サーフィン代表選考会が終了し、今年の9月にいよいよオリンピック出場権の獲得に繋がる世界戦へと突入する。
今後の日本代表選手達の動向に是非注目したい。Go 波乗りジャパン!
Writer & Editor:So Sugaya
︎Japan Open of Surfing
http://japanopenofsurfing.jp/
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