台風情報： 5日3時現在、台風第28号（カンムリ）は1000hPaの勢力で南シナ海(北緯14度55分、東経115度35分)にあって西北西へ15km/hの速度で進んでいる模様。今後も西寄りに進み、6日(金)頃には南シナ海で熱帯低気圧になる予想です。
台風28号による日本への大きな影響はありませんが、先島諸島では波が高い状態が続きます。また、太平洋沿岸でも弱いウネリが届く可能性がありそうです。

今日の日本付近は冬型の気圧配置が続く予想。
北～東日本の太平洋側の東向きのエリアでは、寒気の吹き出しによる西～北西の風に抑えられ、北海道では朝から同程度にウネリの反応が弱いまま、その西寄りの風に抑えられていた日本の東の海上にある高気圧周辺の東寄りのウネリの反応が、東北～千葉などでは後半に向けて多少上向きながら、大陸から張り出す高気圧の縁を回る北寄りの風波やウネリの反応が、茨城南部などでは徐々に上向く傾向となる見込み。
また、東～西日本の南に向いたエリアでは、寒気の吹き出しによる海上での北寄りの風に抑えられ、広く日本の東の海上にある高気圧周辺の東寄りのウネリの反応が朝から同程度に穏やかに続きながら、台風28号周辺から遅れて届く南～南西ウネリの反応が、四国～近畿～東海～関東などの広い範囲で多少上向いてくる可能性がありそうです。
一方、日本海側では、大陸から吹き出す北寄りの風波の反応が今日をピークにさらに強く、東北～北陸～近畿などでは天候も含め広く大荒れのコンディションが続く見込み。

＜5日(木)3:00台風28号進路予想＞

  亀田健介