JPSA2020特別戦さわかみチャレンジシリーズ 鴨川DAY1リポート
【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2020 特別戦
ショートボード・ロングボード特別戦
さわかみチャレンジシリーズ 鴨川はDAY1ロングボードメンズラウンド1から7:30スタート。
今大会は新型コロナウィルス感染予防対策として、選手、スタッフともアルコール消毒、検温、ソーシャルディスタンスの徹底のもとで開催。使用したゼッケンも消毒してから選手に渡す流れに。
受付も距離をとって
検温
全員ソーシャルディスタンス用の傘を使用
ゼッケンは使用後に消毒へ
天気は曇の多い晴れ。時折霧雨が降る不安定な空だが、虹も綺麗にかかった。
風はサイドオフショアでやや海面はヨレが入っている状況で速めのブレイクとなるがグッドコンディション。潮は14時過ぎの満潮に向けて上げていく。スタート時点では左側のレフトが良いが、潮がのってくると正面も形良いブレイクとなり良さそうだ。
今シーズン最初のスタートホーンはロングボードメンズラウンド1ヒート1。
全員左側のレフト狙いでポジショニング。サイズがあるとノーズありマニューバーありのコンビネーションが綺麗に入り高得点が連発。
今年最初のヒート1は西口京佑と菊池里騎がラウンドアップ。
西口京佑
ヒート2塚本将也
ヒート3岡田匡平
ヒート4にはグランドチャンピオン経験者の森大騎がクレジット。見事1位となり、2位はベテランの堀野稔となった。森 大騎
ヒート6武藤龍寿
ヒート7は秋本祥平と堀井哲、斉藤智也の中堅と中井晴のヒート。潮が多くなりコンディションが変化する中若手の中井が前半のリードをそのままキープし実力のある中堅を抑え1位でラウンドアップし、2位には秋本が入った。中井 晴
ヒート8櫻岡甲太
ヒート9はグランドチャンピオン経験者の浜瀬海、尾頭信弘を含めたヒート。波のサイズはキープしているが速いブレイクが多くなってきて、本数は少ないがライトのキレたブレイクも現れはじめた。浜瀬はサイズのあるレフト狙いだが他の選手より少し右側でポジションをとりでノーズからマニューバーのコンビネーションを2本きっちりまとめ1位、2位は鈴木剛となった。浜瀬 海
ヒート12には昨年度のツアーチャンピオン井上鷹がクレジット。井上は数少ないライトの波をうまく選び長いファイブからテンそしてマニューバーとコンビネーションを入れて6.50で先にラウンド1最高得点の6.60を出しているのでダントツ1位でラウンドアップし、2位は真田和斗となった。井上 鷹
続いてウィメンズのラウンド1へ。
ヒート1水口朋香
ヒート3にはグランドチャンピオン経験者の田岡なつみがクレジット。サイズのあるレフト狙いで1本目から4.50をマークし、3本目にも5.10を出してトップを走るとその後も5点台を連発する。熾烈になったのは2位争いだ。佐久間恵梨、遠藤夕子と小高恵子が一歩も譲らず終了近くに小高が逆転ライドで2位に入りヒート終了。田岡なつみ
ヒート4では橋本梨花が積極的にライディングを重ねポイントをマークし1位でラウンドアップし、2位には後半まとめてきた菅谷裕美が入った。
菅谷裕美
ヒート5は昨年のツアーチャンピオン吉川広夏がクレジット。吉川はしっかりとノーズライドを決め余裕の1位通過で、2位には実績のある小栗瑞恵と大池裕美子をおさえ、小林恵理子が入った。
吉川広夏
メンズラウンド2へコンテストは進み、ヒート1はベテランと若手の対決。若手の塚本将也と西口京佑がメリハリあるノーズとコンビネーションで5点台をマークし、ラウンドアップし、ベテランの佐藤広と堀野稔は惜しくも敗退となった。
西口京佑
ヒート2は森大騎が登場するが、イマイチ波とリズムが合わずライディングにキレが見られず3位となり、1位はサイズのある波でノーズライディングとマニューバーをうまく入れた岡田匡平となり、2位には若手の菊池里騎が入った。
菊池里騎
ヒート3にはベテランのユージン・ティールや中堅秋本祥平、櫻岡甲太に若手の武藤龍寿のヒート。秋本が1、2本とサイズのあるレフトブレイクでノーズライドからマニューバーを入れヒートをリードし、それを若手武藤が追う。ユージンと櫻岡もライディングをするが届かずラウンドアップは秋本と武藤となった。
秋本祥平
ヒート5は4点台、5点台を確実にマークし浜瀬海がトップ通過し、2位には上木達也が入った。
浜瀬 海
本日のラストヒート。
井上鷹が独走体制でヒートが進み、2位争いがクロスヒートになる。後半2位争いは鈴木剛と米本好希となり鈴木が僅差で逃げ切った。
米本好希
明日はロングボードファイナルデーの予定。