JPSA2021第1戦の大会会場一宮海岸ポイントガイド
一般社団法人日本プロサーフィン連盟(JPSA)の2021年シーズンがいよいよスタートする。
新型コロナウィルス感染の影響で、2020年シーズンは特別戦の1試合だけとなり、ツアーを行えなかったため1年ぶりのツアーとなる。
第1戦の試合会場となるのは、千葉県長生郡の一宮海岸。
一宮海岸は、
オンショア:東
オフショア:西
ボトム:ビーチ
ポイント詳細としては、広範囲(だいたい56°〜146°くらい)のウネリをキャッチしやすく、そこそこ力のあるリッパブルなブレイク。満潮時は割れづらく厚くなりやすいので干潮時前後が良いことが多い。
北から南寄りのウネリまで反応し、サイズも上がりやすくサイズが上がるとホレてパワフルな波も出現。正面以外でも地形が決まれば良質なブレイクとなる。
さらに両堤防ともにTバーとなったため、堤防脇は以前よりも風をかわすようになっている。堤防脇はカレントも発生しやすいので注意も必要。
春~夏の太平洋高気圧が張り出し南東ウネリが届く時や、台風シーズンの秋の季節が綺麗なブレイクを見せることが多い。低気圧の通過により風が強まり南東風から北西風に変わる時も狙い目。
なみある?のプロ波情報を更新してくれる浦山哲也プロによると、
会場である一宮エリアは広い範囲で地形はまずまずといった感じで、サイズに関係なしに遊べるコンディションのようです。
うねりの向きによっては3ポイント位の範囲で波質は色々ですが良い感じのブレイクを見せています。
サイズがある時は右側よりの堤防からの綺麗なブレイク、真ん中辺りは少し速めですがしっかりとしたアクションを入れられる波。
ということです。
では、大会がスタートする5月31日からは、波高とかどんな予想になっているのでしょうか?
なみある?では17日先まで予想が確認できるLOLAツールがあり、LOLAによると東〜南東ウネリがそこそこの強さで続き、風はサイドからサイドオンが吹きやすい状態となりそうです。
大会期間中の波高・風向風速予測データ
31日9時の波高予測チャート
31日9時の風向・風速予測チャート
選手は初戦ということもあり、かなり気合の入ったライディングを披露してくれるだろう。
新型コロナウィルス感染防止の観点から無観客で平日に開催されるが、ライブ配信もされるので是非、日本のトッププロのキレッキレのライディングを観て欲しい!