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Update:202107.02FriCategory : Namiaru?

『実践型カットバックセミナー』体験レポート

6/30 (水)、なみある?では、JPSAルーキの加藤翔平プロのフォームトレーナーを務めるサーフネーションジャパン(SNJ)の及川伸幸氏を講師に迎えて、『フロント編カットバック』の有料オンランセミナーを開催しました。

反響が大きかった『カットバック』のイメージや理論を説明していく無料セミナーに引き続き、今度は、実際にCTサーファーのジョディー・スミスのカットバックの動画を参考にイメージを作り、1人1人の動きを作っていく実践型セミナーになります。

プロサーファーがやっているカットバックは難しいですが、動きを理解するために、CTサーファーのジョディー・スミスのカットバックをスロー動画で解体した動作をイメージし、シャドーで体の動かし方を学んでいきました。

カットバックの動きを学んだ後、受講者は陸上でカットバックの動き実践していき、及川講師が1人1人の動きをチェックして指導し、受講者へカットバックのフォームを修正していきました。

 

ジョディー・スミスの『カットバックの動き』と陸上でのシャドー

カットバックの入り口となるのはボトムターン 

ボトムターンをし始めるきっかけが「右手が前にある」こと

右手を前に出し 膝が曲がっている状態を作る。

 

そこから右手を後ろに動かし、膝を思いっきり伸ばして波のトップへいく。
※カットバックの時はスピードをつけるアップスダウンを中途半端にやらない。

 

波のトップの方に行ったら、お尻を落とす。
※その後の動きで左手が下がるとかは考えないです。

 

お尻が落ちたら後ろ(レギュラースタンスだと左)を向く。

左を向いたら3秒我慢。

 

左肩を引いたら(上げたら)、ホワイトウォーターへ戻る
※バックサイドのリップの時に肩を上げるのとほぼ同じ動作です。

 

上記では、目で見える認識でわかりやすいので「手」で動作を説明していますが、実際に体の事を考えて動かす動作は肩甲骨になります。肩甲骨が捻れる事により、背骨が捻れていき、それが下半身に伝わります。

道具を使うスポーツは、道具から近い部分は極力動かさないです。道具から離れている部分を動かすのが良いです。サーフィンの場合は、体から1番離れているのが指先ですが、ハンドムーブで動かすのは難しく、肩甲骨を動かすことが下半身を動かす理想になってきます。

初めは間違ったイメージで癖づいていた受講者の動きは、及川氏の指導によりセミナーの終了後には改善されて、陸上でも、カットバックを実際に水中でやっているかのような綺麗なフォームになっていた事が驚きでした。

 

その他、受講者のサーフィンの質問や悩みについて及川氏は1人1人丁寧にアドバイスしていきました。

「Q:カットバックでなく、ちょっとバックになってしまう事に関して?」

「A:95%の人がボトムからトップに行く時に膝を伸ばしていません。 中途半端に膝を伸ばして波からちょっとだけ離れて戻ってくる、ここは思いっきりやってみてください。」

 

「Q:カットバックをするのに重要な事は?」

「A:1番重要な事はスピードに乗る事です。2つ目は上半身を旋回させない事です。」

上半身を旋回する事で、膝が捻られて、つま先側に体重がのってしまいターンができません。カットバックの時は、かかと側に体重を乗せて、かかと側のレールを沈ませなければならないからです。そのためカットバックができない原因になってきます。

ジョディー・スミスのサーフィンを見ると凄く旋回しているように見えますが、それを意識してやると失敗します。これが動きをしっかり解体できているか、できていないかの違いになってきます。

いきなりプロサーファーのような動きにはなるのは難しいですが、正しいフォームを理解し、自分のカットバックの動きに落とし込む事で、次に海に行った時のパフォーマンスに繋がってくる事は明らかです。

陸でできない事は、海の上でもできません。

自分でこのようにフォームを改善していく事は限界があります。サーフィンを効率良く上達させたいのであれば、やはりセミナーなどに参加してプロの指導者に見てもらう事の重要だと改めて実感させられました。

及川氏は最後に「サーフィンはやってみる事が重要だ」と強くコメントしました。やっていく中でできない事を認識し、それをシャドーで再び練習する事をお勧めしています。サーフィンの上達の秘訣はこのシャドーにあります。

7/2(金)にはバックサイド編のカットバックのセミナーを開催します。是非この機会に自分のサーフィンフォームを見直して改善に繋げてみてはいかがでしょうか。

 

●【30名様限定 有料セミナー】バックサイド編 (実技体験)
7/2(金)19:00~21:00

 

◆なみある?会員様は特別割引価格にてセミナーを受講いただけます。

 

■カットバック有料セミナー タイムスケジュール
19:00~19:30(30分)【開場】受付チケット確認
19:30~20:05(35分)【開始】 前半セミナー
20:05~20:10(  5分) 休憩 
20:10~20:40(30分) 後半セミナー
20:40~21:00(20分) 質疑応答
21:00 【終了予定】

 

■チケット代金

一般料金 …¥5,000(税込)

▼【なみある?会員特別割引価格 】
スタンダード会員様…¥3,000(税込)
アドバンス会員様 …¥2,000(税込)

※なみある?会員様向け特別割引について
・会員様は、なみある?サイトへログインいただき「割引コード」をご確認ください。
・チケットご購入の際に、なみある?会員ページ内の「割引コード」をご入力ください。
・「割引コード」を使用せずにチケットを購入した場合、返金をお受けすることはできません。
・なみある?非会員の方が割引コードを使用することは、禁止行為となります。
 (※受付時チケット確認を実施がございます。)
・セミナー入室前には「チケット番号+Peatix表示名」が必要になります。

 
■事前準備(Zoom利用方法)

なみある?セミナーはWEBミーティングサービス「Zoom」を使ったオンラインセミナーとなります。

セミナー受講される方は、事前にZoomをご用意いただくようお願いいたします。
※セミナーのチケットをご購入後に、セミナーへ参加するための案内や詳細情報を、ご登録いただいたメールアドレスへお送りいたします。

 
▼PCをご利用の方

https://zoom.us/download#client_4meeting にアクセスし、「ミーティング⽤Zoomクライアント」をダウ ンロードしてください。ダウンロード後、ファイルをクリックしてインストールを完了させてください。 ※zoomのアカウント登録は不要です。

 

▼スマートフォンやタブレットをご利用の方

iPhoneはAppstore、AndroidはGoogleStoreから事前に アプリ「Zoom Cloud Meetings」をインストールをお願いします。

 

及川伸幸プロフィール

日本人向けサーフィンフォーム、メソッドを作り上げ、大村奈央プロや河村海沙プロのフォームを修正し勝利に導いたフォーム指導の第1人者。

その後、一般に普及させるために、海レッスンを主体にした、スタジオレッスン、スケボーレッスン、ボートレッスン、プールでのパドルレッスンプログラムを開発しSurf Nation Japanを立ち上げる。ジュニア育成では2年で日本チャンピオンを育てるなどパーソナルトレーニングで結果を重視したレッスンをしています。

▼掲載メディア『アスリートの魂 大村奈央 9月23日』

▼SURF NATION JAPAN (サーフネーションジャパン)
instagram:@SurfNationJapan
公式サイト:https://surfnationjapan.jp/