オレンジカウンティレジスター紙は、”リッチ・ハーバー（77歳）は7月11日（日）、シールビーチの自宅で家族や友人に囲まれて亡くなった “と報じています。

航空機の機械工の息子であり、サウスベイサーフ業界の父とも呼ばれるハーバー氏は、1943年にシールビーチで生まれ、わずか16歳で1959年にハーバーサーフボードをオープンしました。

ハーバー氏によると、「60年ほど前、リッチ・ハーバー氏が大切にしていた、ボロボロで使い古したサーフボードが両親のガレージから盗まれたため、代わりに自分でサーフボードを作らなければならなくなった。 それから間もなく、多くの地元の人々がリッチにサーフボードの製作を依頼するようになり、やがてハーバーのボードは、当時最も尊敬されていたサーファーたちの足元に置かれ、『Surfer Magazine』のページを飾っていた。

「60年の歴史を持つこのショップは、オーナーのリッチ・ハーバー氏が育んだ高品質なサーフボードを成形する技術に根ざしています」とSurfer Magazine誌はショップのプロフィールを紹介しています。「1959年に自分の名を冠した会社をオープンして以来、彼と彼のチームは32,000本以上のボードを製作してきました」。リッチの有名なモデルには、1960年代を象徴するトレッスルズ・スペシャルや、ショートボード・レボリューションの大ヒット作であるスフェリカル・リボルバーなどがあります。

ハーバーサーフボードのインスタグラムには、
私たちの創始者であり、アイコンであり、父であり、友人であり、指導者であり、そしてそれ以上の存在であったリッチが亡くなったことを、大変残念に思います。リッチは昨日の夜、愛に包まれた自宅で亡くなりました。私たち家族は、寄せられた愛と物語に感動しています。彼がいなくなることは非常に寂しいことですが、おそらく彼はすでに空のどこかで店を構え、泡を刈っているだろうと思うと、私たちは慰められます。私たちは彼にすべてのことに感謝し、Harbour Surfboardsの物語が続いていくことを伝えたいと思います… 私たちはあなたを愛しています。
と記されています。
ご冥福をお祈りいたします。