トッププロの板を拝見!JPSAロングボード千倉オープン編
川上聖斗プロ
若手プロでクラシカルなイメージのある川上プロの板は重め(インナーに8OZ)のセッティング。ノーズ部分は軽くめくってあって、ひっかりを少なくしてノーズコントロールしやすくしている。レールもアッパーでスルスルっと加速する感じが気持ち良い。ロッカーはナチュラルでテイクオフは早い。
フィンは10.5
9’2”/22.75”/2.75”
田沼亮プロ
毎回レトロな板でエントリーしている田沼プロ。今回も15年くらい前の板でラウンドボトム。フィンの横くらいに後からエッジをつけたら、動きが軽くなり、トライのように縦に上げられるようになったw。コンテストではノーズライディングだけでは、ポイントがでないので重めの板なりに当て込めるようにしてハイポイントを狙うセッティング。
9’4” 22
吉川祐二プロ
今回は吉川竜二シェイプの板でエントリー。フィンは9.5。最近の吉川プロのスタンダード的はアウトライン。
9’1” 22 1/2” 2 3/4
菊池里騎プロ
この板は父親の板で、以前借りて乗ったら調子が良くて小波用に使用している。尾頭シェイプ。
9’ 1/2” 23” 2 7/8”
尾頭信弘プロ
今回も小波ということで長めの板を用意した。この板はブランクスを逆に使ってシェイプ。テール部分がナチュラルにリフトしているのはブランクスを逆に使いシェイプしたため。テールロッカーをつけたブランクスをオーダーすると納期が未定になってしまうので在庫のブランクスを使用。太東では9.9を使っていたが、これはブランクスの影響で9.8しかとれなかったのでw。色々トライする器用な尾頭選手らしい。
フィンはジョージ・グリーノ 4Aの10.5
理事長細川氏やCD石塚氏も興味があるようだ。
9’8” 23” 3 1/4”
堀井哲プロ
第1戦でも板を見せてもらった堀井プロ。前回とスペックは同じだが、テール部分にコンケイブ入り。最後のマニューバーをスピードをつけて入れるためにこの使用。ノーズのコンケイブはエッジをつけずに柔らかく。フィンも一世を風靡したKALAMAフィン。
森大騎プロ
世界的なブランクス供給不足の煽りを受けた森プロ。自分のブランクスが届かないため、急遽ショップからピックアップしてきたサンダーボルト。軽く反発が良い板で思ったより良いフィーリング。現に第2戦はこの板で優勝を勝ち取った。カイ・サラスモデル
9’1” 23 2 5/8
吉川広夏プロ
オールラウンドな板だが小波にもに使える。シェイプは父親である吉川竜二。フィンはノーズライドを重視して10。今回も2位という結果になったが、ノーズライドはピカイチ。
9’4” 22 1/2” 2 3/4”
次の大会は8月のショートボード第2戦となる。ショートボードプロのコンテストボードを見せてもらいたいと思います。
ご協力頂いたプロの皆様ありがとうございました。