WSLは8月10日にMexico(現地時間)でCT第7戦スタート予定!
World Surf League(WSL)は、オリンピック期間を経て、8月10日(現地時間)にCT第7戦 Corona Open Mexico Presented by Quiksilverがスタートする予定。
BARRA DE LA CRUZ, OAXACA, MEXICO Photo by Tony Heff/WSL
CTも残り少ない試合数となってきたが、世界チャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)とイタロ・フェレイラ(BRA)は、東京2020オリンピックで史上初の金メダリストとなった後、メキシコに滞在している。WSLチャンピオンに4回輝き、現在世界ランキング1位のムーアは、9月に開催されるファイナルへの出場をすでに決めており、一方、WSLチャンピオンに返り咲き、世界ランキング2位のフェレイラは、トレッスルズに出場する。
カリッサ・ムーアは「金メダルを獲得したことは、ここ数年、自分でも気づかなかった夢の実現だった。今、私は可能な限り存在感を示すために全力を尽くしている。5つ目の世界タイトルを獲得したいと思っていますが、そのためには、何人かの非常に才能のある女の子たちを乗り越えなければなりません。1つ1つのイベントを大切にしていきます。ここバラ・デ・ラ・クルスの波は、オーストラリアのスナッパー・ロックスを彷彿とさせる、とても楽しいライトブレイクです。5~6ターンやバレルも可能で、とてもエキサイティングなんです。」
イタロ・フェレイラは、「今年は残り3大会しかなく、私の目標は、このメキシコで優勝して、最後の大会に出場することです。13歳のときにここに来て、ジャドソン(アンドレ)やミゲル(プポ)と一緒に初めての海外サーフトリップをして、今またここで世界最高のサーファーたちと競い合っています。とても恵まれていると感じています。」
そして、私たちが注目するのは、東京2020で銀メダルを獲得した、五十嵐カノア。現在、世界ランキング6位で、準決勝ではWSLチャンピオンで現世界ランキング1位のガブリエル・メディーナ(ブラジル)を退けるなど、素晴らしい活躍を見せ自信にも繋がり、WSLファイナル5への出場ライン、ランキング5位以内に入ることを目指す!
五十嵐カノアはヒート1にクレジット。同ヒートには、キング・ケリー・スレーター(USA)と東京2020でも戦い、プライベートでも仲の良いコロヘ・アンディーノ(USA)。なかなか、ハードなメンバーだ!
大会会場は、10日の頭オーバーの南うねりは、11日から12日まで続き、その後弱まる傾向。初日は風やコンディションに問題がありますが、11日〜14日は良好なコンディションになりそう。コンテスト中盤からは風向きが悪くなるが、18-19日には強い南うねりが戻ってくる可能性があるので、サイズがある状態でコンテストは開催できそうだ。
◆World Surf League
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