World Surf League（WSL）は12日に、COVID-19によりフランス政府がフランス領ポリネシアに緊急事態を宣言し、米国疾病対策センター（CDC）がフランス領ポリネシアをレベル4に移行し、渡航を控えるよう勧告したことを受け、「タヒチ・プロ」の開催中止を発表した。

「世界的なパンデミックの中でチャンピオンシップ・ツアーを運営していくことは、WSLにとって並々ならぬ挑戦であり、私たちの最大の関心事は、サーファー、スタッフ、そして地域社会の健康と安全です。」と声明文を発表。

WSLは、現時点での世界的な健康と安全の状況を考慮し、急遽タヒチのイベントを代替することはなく、Corona Open Mexico presented by Quiksilverは、2021年のWSLチャンピオンシップ・ツアー・シーズンの最後のレギュラー・シーズン・イベントとなり、これにより9月にローワー・トラッセルズで開催されるワールド・タイトル決定戦「リップ・カールWSLファイナルズ」に出場するWSLファイナル5のメンバーが決定した。

メンズは、ガブリエル・メディーナ（BRA）、フィリッペ・トレード（BRA）、イタロ・フェレーラ（BRA）、モーガン・シビリック（AUS）、コナー・コフィン（BRA）の５名。

ウィメンズは、カリッサ・ムーア（HAW）、タティアナ・ウェストン・ウェッブ（BRA）、ジョアン・ディフェイ（FRA）、サリー・フィッツギボンズ（AUS）、ステファニー・ギルモア（AUS）の５名。

◆World Surf League
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