JPSA2021ロングボード第4戦は明日から茅ヶ崎で!
2021年のロングボードツアーは、オリンピック開催前に3戦(一宮、太東、千倉)行われているので、7月上旬以来久しぶりの大会となる。
第4戦は、【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第4戦 クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロとなり神奈川県茅ヶ崎市での開催だ。
では大会会場の茅ヶ崎パークはどんなポイントなのか?
ボトムはビーチで、南南東を向いていてこのエリアでは東よりのウネリにも反応するポイントだ。日頃はスモールサイズのことが多く、初心者から上級者まで対応できるポイントとしても有名だが混雑しやすい。
また、海に向かって右側にはTバーがあり、湘南で強く吹きやすい南西風をかわすポイントとしても有名で、強い南西風でサイズアップした時には中/上級者でポイントパニックになることも多い。しかし、このときはカレントも強くなるので注意が必要。
ウネリの対応範囲は140.625°〜208.125°と広い。ただし沖の大島や烏帽子岩の影響でストレートな南〜南南西のウネリが遮られることになるが、周辺がクローズ気味でも逆に形良くブレイクすることもある。
また、地形が決まるとコンパクトな三角波になりやすく、Tバーの脇からマシンウェイブのようにコンスタントにブレイクする。
6日、7日の波はどうなりそうか?
残念なことにうねりは弱い東よりのうねりが続くことになり、スモールサイズのブレイクになりそうだ。風は北東風が2日間とも吹き続く予報で、少しでも反応しやすくなることに期待だ。大会はうねりが弱くかなりスモールサイズになることを想定して、競技エリアの変更を実施。と言っても会場は茅ヶ崎海岸となる。
今年のロングボードツアーのメンズは、1戦から3戦まで毎試合優勝者が変わり観ている側にとっては面白い展開となっている。
第1戦一宮では井上鷹、2戦の太東では森大騎、そして第3戦千倉では塚本将也といった具合だ。第4戦は、井上鷹が海外遠征中なので不在となる。森、塚本が2勝目をあげてグランドチャンピオンに近づくのか?また新たな優勝者が出るのか?楽しみだ!
一方、ウィメンズの方は、田岡なつみが3連勝と今シーズン無敵だが、田岡も海外遠征で不在となる。2位は吉川広夏となり3戦とも2位と悔しい思いが続いた。3位には今シーズン好調の市川梨花、4位には復活と言ってよい大池裕美子となり、第4戦を制するのは誰になるのか??吉川が優勝すると最終戦で田岡とのグランドチャンピオンが面白くなるだけに何としても優勝したいだろう。
前回、2019年の開催ではメンズが浜瀬海、ウィメンズが田岡なつみの優勝となっている。
今大会、浜瀬は今年初のエントリーをして連覇を目指す!
2019年メンズ優勝:浜瀬海
2019年ウィメンズ優勝:田岡なつみ
ライブ配信が行われるので、そちらを要チェック!