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Update:202204.13WedCategory : Namiaru?

女子ベスト8が決定!タイラーが最高点をマークCT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」

オーストラリアビクトリア州ベルズビーチ (2022年4月13日(水))-WSL(ワールドサーフリーグ)CT(チャンピオンシップツアー)4戦目となる「Rip Curl Pro Bells Beach(リップカールプロベルズビーチ)」のDay3の模様をレポート。

ベルズボールの波は3〜5フィートのコンディションの中女子のRound of 16(R16)の全ヒートが行われベスト8が決定した。

 

CTランクTop5のマリア、タティアナ、レイキーがR16で敗退

R16のオープニングヒート、レイキー・ピーターソン(USA)は2019年のベルズ戦の勝者コートニー・コンローグ(USA)と対戦。

レイキーピーターソンRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

レイキーはトーキーに半年間滞在し、コートニーがベルズでの3回目の勝利を目指していて、このヒートは非常に手ごわい経験豊富なライバル同士の対戦となり注目を集めた。

コートニー・コンローグRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

コートニーは早い段階でトータル13.84(7.67 + 6.17) を揃えヒートをコントロールし、CTランク2位のレイキーに勝利。現在ミッドシーズンカットラインの下にいるコートニーにとってこの勝利は重要だった。

サリーフィッツギボンズQF進出 Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes
サリー・フィッツギボンズ(AUS)は続くヒートでCTランキング5位のマリア・マニュエル(HAW)を0.33ptの僅差で勝利し、続くQF(クォーターファイナル)へ駒を進めた。弱い風が吹く4〜6フィートの波の中で、2022年のRipCurlProで両方の選手がベルズでサーフィンをしたのはこれが初めてだった。

ブロンテ・マカーリー(AUS)Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

怪我の代替で参戦したブロンテ・マカーリー(AUS)は、現在CTランキング4位につけるタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)と対戦し、圧巻のサーフィンを見せた。

スコアを伸ばせず悪戦苦闘するタティアナに対し、ブロンテはトータル15.66pt(8.33pt + 7.33pt)をメイク、コンビネーション(逆転に2本の波のスコアが必要)な状況に追い込み勝利した。

ステファニー・ギルモアQF進出 Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

現在CTランキング14位とスローなシーズンスタートの4xベルズ勝者のステファニー・ギルモア(AUS)は経験値を活かし、エクセレントスコアを含むトータル14.90pt(6.83 + 8.07)でルーキーのインディア・ロビンソン(AUS)に勝利。ミッドシーズンのカットのすぐ下にいる7x世界チャンピオン ステファニーにとって、この勝利は逃せない状況だった。

 

タイラー・ライト(AUS)は女子最高点でQF進出

 

タイラーライトが女子最高点 Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

タイラー・ライト(AUS)はR16ヒート4でルーキーのガブリエル・ブライアン(HAW)と対戦。

タイラーライトが女子最高点 Rip Curl Pro Bells BeachRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

タイラーはオープニングから8.17ptをメイク、そしてその後さらに9.07ptとリードスコアをのばしトータル17.24pt(8.17 + 9.07)の圧倒的なサーフィンで勝利しベスト8進出を果たした。

 

CTランキングをリードするブリッサ・ヘネシーRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

CTランキングをリードするブリッサ・ヘネシーQF進出 Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

CTランキングをリードするブリッサ・ヘネシー(CRI)はルーキーのルアナ・シルバ(HAW)を下し準々決勝へと進んだ。

ジョアン・ディフェイ Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

続くQFヒートでブリッサは、イザベラ・ニコラス(AUS)を破りベスト8入りしたジョアン・ディフェイ(FRA)と対戦する。

 

Rip Curl Pro Bells Beach Day3ハイライト映像:

 

Rip Curl Pro Bells Beach女子準々決勝マッチアップ:

ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)vs サリー・フィッツギボンズ(AUS)
ヒート2:ブロンテ・マカーリー(AUS)vs タイラー・ライト(AUS)
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)vs.ステファニー・ギルモア(AUS)
ヒート4:ブリッサ・へネシー(CRI)vs ジョアン・ディフェイ(FRA)

 
Rip Curl Pro Bells Beach男子R32マッチアップ:

ヒート1:グリフィン・コラピント(USA)vsオーウェン・ライト(AUS)
ヒート2:カイオ・イベリ(BRA)vs.ナット・ヤング(USA)
ヒート3:ジョディー・スミス(ZAF)vs.ジャクソン・ベイカー(AUS)
ヒート4:イーサン・ユーイング(AUS)vs.ルカ・メシナス(PER)
ヒート5:フィリペ・トレド(BRA)vs.マイキー・ライト(AUS)
ヒート6:コナー・オレアリー(AUS)vs.イズキール・ラウ(HAW)
ヒート7:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)vs.ジョアン・チアンカ(BRA)
ヒート8:バロン・マミヤ(HAW)vs.モーガン・シビリック(AUS)
ヒート9:五十嵐カノア(JPN)vs.ミック・ファニング(AUS)
ヒート10:フレデリコ・モライス(PRT)vs. カラム・ロブソン(AUS)
ヒート11:ミゲール・プーポ(BRA)vs. デイビッドシルバ(BRA)
ヒート12:コロヘ・アンディーノ(USA)vs.ジェドソン・アンドレ(BRA)
ヒート13:ケリー・スレーター(USA)vs.イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
ヒート14:ジャック・ロビンソン(AUS)vs.レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート15:ジェイク・マーシャル(USA)vs.サミュエル・プーポ(BRA)
ヒート16:イタロ・フェレイラ(BRA)vs.ライアン・カリナン(AUS)

 

ベルズビーチ(Bellsbeach)の波情報

 

https://namiaru.tv/wave/namiDtl.php?surfline_id=584204204e65fad6a77099c7

・ベストシーズン: 1年中
・ベストサイズ:肩〜4xオーバーヘッド
・ベストスウェル: 南西ー南南西
・ベストタイド: すべて
・ベストウィンド:北西、北、西

▼CT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/ct/9/rip-curl-pro-bells-beach/main