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Update:202208.10WedCategory : Namiaru?

ツインフィン再び!

最近サーフボードの流れとして、またツインフィンに注目が集まっている。

筆者も高校生の時に初めてオーダーしたサーフボードがツインフィンで、当時世界ではマーク・リチャーズを筆頭にツインフィンでのサーフィンが主流だった。
その後、スラスターの出現により、瞬く間に海はスラスターのサーフボードで埋め尽くされるようになった。

しかし、ここ最近、ツインフィンのサーフボードをよく目にする。
なみある?のスタッフも3人ほど、この夏にツインフィンをオーダーしている。

それは日本だけではなく、世界的な流れで各サーフボードメーカーからもツインフィンのモデルが新たにリリースされている。

ツインフィンのサーフボードの特徴としては、センターフィンがないため、水抜けが良く独特なルース感が魅力。常にレールを入れてスピードをロスしないようにレールtoレールのライディングをするのがコツかもしれない。今までスラスターにしか乗ったことが無い人にとっては新鮮な感覚で、ツインフィッシュとはまた違ったフィーリングが楽しいのだろう。マイケル・フェブラリーのツインピンでのライディングシーンがかなり拡散され刺激を受けたサーファーも多いのではないだろうか。
Channel Island Surfboards
Channel Island Surfboards

コンテストシーンではあまりツインフィンを見かけないが、先日行われたJPSAのプロトライアルにて、森大斗選手がなんとツインフィンで出場し見事プロ公認資格を獲得した。
森大斗選手

本人に話を聞くと、ライディング中にあまりツインフィンとスラスターを意識してはいないというが、あまり蹴り込むような乗り方はしないと言っていた。でもライディングを見るとかなりスラッシュしているが・・・w
森大斗選手
森大斗選手

過去には小林直海選手が2018年のツアーにおいてツインスタビで出場していたことはあるが、最近でプロツアーでスラスター以外のフィンシステムで出場している選手は記憶にない。
Naomi Kobayashi
Naomi Kobayashi

コンテストシーンで主流になるとは思えないが、新たな感覚を持った選手がツインフィンのシステムでプロツアーに登場することもあるのだろう。

フリーサーフィンの中では、ツインフィンのサーフボードの選択肢も出てきてサーフボード選びも実に悩ましい状況になり、用途に合わせたサーフボード選びをする楽しみが増えそうだ。