[JPSA]久しぶりに新島で大会が開催される
【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第2戦 新島プロが8月25日〜27日(予備日28日)で2019年以来久しぶりに東京都新島で開催される。
そして同時に、24日にはシニアツアー第1戦とマスタープロも開催される。
大会の舞台となるのは、新島の羽伏浦海岸。
過去にはASPの大会も開催されたメジャーポイント。
砂浜は白砂が延々7キロも続き、海はエメラルドグリーンで南国の海かと錯覚してしまう。この白い砂浜は抗火石(コーガ石)や火山灰層が削れて砂になっていて、しかも手に取ってみると白ではなく透明な砂であることがよくわかるが、これは砂が透明な石英からできているからだ。
波質は世界に誇れるくらい力のある波がブレイクするポイントで、波はハードにホレあがる波が多く、手前が深くなりダンパー気味の波が多いが、近年は年間を通じて形の良い波が打ち寄せる。サンドバーが形成されたところから、レフト、ライトともクォリティーの高い波がブレイクし、干潮時の方が波質的に良い場合が多い。
羽伏浦海岸
地形的にベストシーズンは春だが、チューブを満喫できるのは秋から冬の低気圧通過時となる。
ウネリが入り出すと一気にサイズアップする事が多いので、状況判断は冷静に。
波が大きい時はカレントが強いのでビギナーは要注意。
新島へは大会に協力頂いている東海汽船を利用すると、竹芝、下田から船が出ており、高速ジェット船を使うと最短で約2時間で行ける楽園だ。
2019年の優勝はメンズが佐藤魁、ウィメンズが須田那月。
二人とも久しぶりに優勝の美酒を味わった。
新島大会は不思議な流れがあり、メンズはグーフィーフッターが優勝することが非常に多い大会となる。
2019年のメンズ優勝佐藤魁選手。
20219年のウィメンズ優勝須田那月選手。
大会期間中の波高データはこんな感じ。台風10号が発生しているが、新島の東側を通過していく予報で、東寄りのうねりも届きそうだ。
「台風経路図:気象庁HPより」