12月9日仕事でPCに向かっている朝7時59分に１件のLINEは来た。
それは、レジェンドサーファーの出川三千男氏からだった。
いつものように、短い文で「マーボーが亡くなった」、ただこの１行だった。
共に長年サーフィン界に貢献してきた盟友の死。
今年、はじめのドジ井坂氏に続き、マーボーさんもか。一瞬頭が真っ白に。
まだ、情報はどこにもなく、同じくレジェンドサーファーの小林正明氏にも連絡してみたが、まだ「ちびた」さんにもまだ連絡が来ていない状況だった。
しばらくして、Mabo Royal Hawaiiの公式サイトに訃報が掲載された。

「訃報
有限会社　マーボーロイヤル　代表取締役　小室正則　儀
去る１２月８日　７４歳の生涯を閉じました。
謹んで皆様にお知らせ申し上げます。

故人が生前に賜りましたご厚誼を深謝し衷心より御礼申し上げます。
葬儀に関しましては新型コロナウィルスによる昨今の状況を鑑みまして家族葬という形で執り行う予定です。
お花やお香典等はご辞退させて頂きます。
また落ち着きましたらお別れの会を予定しておりますので、改めてご連絡いたします。

令和４年１２月９日
マーボーロイヤル　スタッフ一同

尚、店舗営業につきましては来週１６日前後に再開する予定にしております。
諸々のお問い合わせにつきましても暫くはご遠慮頂きますようお願いいたします。」

マーボーさんで親しまれた小室氏は1948年に辻堂で生まれ、過去にはライトニングボルトを日本に導入したことでも有名。
ビジネスで活躍する一方で、プロサーファーとしても長年JPSAに参戦して活躍。ロングボード界を牽引した。

近年では、毎年辻堂で独自に大規模な大会を開催して、レジェンドクラスなどを設けお祭り騒ぎのような華やかな大会で注目を浴びていた。

今年の大会では、先に旅立ったドジ井坂氏の追悼セレモニーも同時に行い多くのサーファーがドジさんに最後のお別れを行える場を作ってくれた。

そんなマーボーさんが、12月8日に死去。７４歳だった。

心より哀悼の意を表しますと共にご冥福をお祈り申し上げます。