2019年度JPSAショートボードグランドチャンピオン須田那月選手が現役引退を表明
プロサーファー須田那月選手が自身のSNSで2023年3月に開催予定の「Whitebuffalo Hyuga Pro」をもって現役選手を引退すると発表した。
須田プロは、なみある?が若手プロをライダーに迎えようという話になり、その1期の契約プロ。ライダー契約を結ぶ前年のJPSA 第7戦「24SURF presents 鴨川naoプロ supported by GRAND MARBLE」での須田プロの活躍を現場で観て、その場でまずコンタクトを取った。 Cloveru _Japanという共通項目もあったので話を聞いてもらえた経由もある。
その後は、国内、海外と活躍の場は広がり、素晴らしい成績をおさめていくが、肩の大怪我をして手術をすることに。
辛いリハビリから復帰すると2018年にはJPSA第5戦で2位、2019年第3戦では復活の優勝をし、第5戦、第6戦は3位、第7戦は2位と安定した強さを発揮しグランドチャンピオンを獲得、2021年第3戦、第5戦では2位となるなど、技術、メンタル共に成長した須田プロをみることができた。
NAMIARU?-SHRED CREW時代を過ぎても、試合会場で会うと必ず声をかけてくれる気遣いの人である。
更に2021年には「大好きな海とサーフィンの未来のために、いま私たちにできること」をテーマとした「NPO法人サーフアンドシー」設立の理事として活躍の場を広げている。
現役選手は引退するが、次なる道が見えてきているのだろう。
選手時代以上に活発な活動をするに違いないし、期待して注目していきたい!
そして最後の試合では、最高のパフォーマンスを観せてくれるに違いない!
やっぱり、最後はこれで、
Go! NATSUKI !
以下、須田那月プロのSNSより
私、須田那月は今年の3月2日から開催される「Whitebuffalo Hyuga Pro」をもちまして現役選手を引退することを決意しました。
まず始めに、現役生活16年間をサポートしてくださったスポンサーの皆さん、その他にも本当に沢山の方々に支えて頂きました。本当に感謝しきれないくらいです。本当にありがとうございました。
プロサーファーになることを決意した11才の私が、生まれ育った種子島から今日まで日本中、世界中へ活動を続けられたこと、怪我から復帰できたこと、そして私の目標や夢をそばで暖かく、家族のように応援して頂いたスポンサーの皆さんには感謝の気持ちで一杯です。
そして、私の家族のみんなは、時には家族として、時にはチームとして私のことをどんな時も一緒に苦しんで、一緒に喜んで、サポートしてくれました。
両親のおかげで「サーフィン」というスポーツに出会え、「サーフィン」を通してたくさんの出逢いや学び、成長があり私の人生はとても豊かなものになりました。
そして、1人の人間として、1人の女性として、私の人生の次のフェーズへ進みます。
サーフィンを通してたくさんの人にサーフィンやスポーツの楽しみを共有したり、私の生まれ育った種子島の子供たちが夢や目標を叶えるサポートや、競技サーフィンのファンをもっと増やしていきたいと思っています。
私の競技人生で最後の試合となる「Whitebuffalo Hyuga Pro」では最高のパフォーマンスができるように準備していきますので、是非会場に来て頂けたら嬉しいです!
須田那月