この夏の秘密兵器 “ BEATER ( ビーター ) ”
各地で“海開き”となり海水浴場の営業がはじまりました。サーファーの皆さんは年中海に入っているので、”海開き”という感覚はほぼないと思いますが、海水浴場がオープンすると日中は海水浴場内ではサーフィンが出来なくなるという大問題が発生するので毎年“海開き”を意識するといったところでしょうか。
波があるのに誰もサーフィン出来ないガラガラの海を眺めてもどかしい思いをした人も少なくないのではないでしょうか。
今回はこんな不満を解決する海水浴場でも波乗り出来る! サーフボードの紹介です。
海水浴場でも波乗り出来るものとしては、ボディボード、エアマット(高性能な波乗り専用のマットもある)やハンドプレーン(手に着けてボディサーフィンをしやすくする最小の波乗り道具)もありますが、あくまでも立って乗りたいという方にオススメなのはこれ。スポンジのサーフボード、CATCH SURF社の“BEATER(ビーター)”です。
この夏のちょっとした話題になっているのでどこかで目にしているかもしれませんが、数多くあるスポンジのサーフボードの中でビーターを一押しするには理由があります。その理由とは……
①フィンレス仕様、もしくはシングルフィン・ツインフィン仕様のフィンを外せば海水浴場で使用可能。
(実際に全ての海水浴場で確認したわけではありません。入る前にライフガードに確認しましょう。立って良いところとダメなところがあるそうです。)海水浴場以外で乗るなら、ツインフィンがオススメ!
②モーリーブギーのトム・モーリー氏が総力をあげて開発。ストリンガー入りで強度も安心。
③テンプレートが良い!このおしゃれなテンプレートは他にはない。
④80’S なポップなカラーリング。
⑤見た目以上に乗りやすい。寝そべっても立っても、スキムボード的に使っても。
⑥ワックスなしでも乗れるので、熱々の真夏のビーチでも安心。
といろいろなオススメポイント満載のBEATERが今年の海水浴の秘密兵器となるのは間違いないでしょう。CATCH SURFのホームページで動画を観れば楽しさが分かってもらえると思います。
海水浴場での波乗り道具を手に入れれば、子供と一緒に行く海水浴でも隙あらばサーフィン出来るのです。また長さもあるので、子供と2人乗りでボディボードするのも楽しいでしょう。ビキニのおねいさんがいるビーチで波乗りも楽しめるって最高ですよね!
個人的には上の③④のところに注目。
形とカラーの良さです。要するに“かっこいい”というところです。
サーフボードはかっこよくなくてはいけません。こんな遊びのボードでも、このように作ったセンスには脱帽です。そのセンスはサーフカルチャーの土壌があってはじめて醸し出されるものではないかと考えています。数々の素晴らしいサーフボードが身近にあり、素晴らしいサーファーが身近にいる環境から、新しいアイディア、新しい才能のシェイパーが出てくるのは間違いないでしょう。
その意味ではやはりアメリカ西海岸、カリフォルニアがサーフカルチャーの中心であることも間違いないかと。そんなことからも自分の琴線に触れるサーフボードは基本的にはカリフォルニアのものばかりなのです。
話がだいぶ大回りしましたが、単純に楽しいのでこの夏は“ビーター”で夏を満喫してみてください。裸で出来る夏の波乗りを存分に楽しみましょう!良い夏を。
※ 海水浴場によりスタンドアップが禁止の場所もあります。ご注意ください。
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