Update:201308.26MonCategory : ニュース

<特集>週末を楽しむビーチトリップ Vol.3「SUMMER BEACH IN NORTH CHIBA」

01. パタゴニアサーフ千葉

 一宮エリアのランドマーク『パタゴニアサーフ千葉』では各種イベントも楽しめる。月に一度開催されるオーガニックマーケットは千葉の豊かな土地柄を知る格好の場。ゆるりとした雰囲気もあって、リピーターが増えている。

 一昨年の6月にオープンして以来、一宮カルチャーの発信地として存在感を増している『パタゴニアサーフ千葉』。毎日第2日曜日には敷地内のフロントヤードでオーガニックマーケットを開催していて、地元の人、海目的で訪れつつ顔を出した人、たちで賑わいを見せている。

 オーガニックをキーワードとして、地元千葉エリアで活動しているカフェ、無農薬野菜を提供する農家、クリエイターたちが出店。ファミリーの姿も多く、子供たちが芝生で笑いながら遊んでいるなど、ほのぼのとした光景を目にすることができる。

 取材に訪れたこの日も10ほどの出店者がブースを出していた。野菜が主役のゴハンを提供する『シンパカフェ』は、一宮から内陸へ1時間ほど走った茂原市からの出店。フルーツと野菜をベースとした酵素ジュースは、肌の調子がグングン良くなるという人気メニューを提供していた。

 東金市を拠点にする『あいよ農場』は無農薬でつくった夏野菜を並べ、地元の東浪見からは知る人ぞ知る『トラベルコーヒー』がエントリー。1杯1杯、オーダーが入るごとに豆をひき、ドリップするという丁寧なサービスにリピーターを増やしているという。

 このオーガニックマーケットは、ストアをオープンした一昨年の12月からスタート。地元の人たちをメインに出店者をつのり、ゆるやかな雰囲気のなかで過ごせる場を提供したいという思いからはじまった。海で遊び、さらに友達や家族となごみの時間を過ごせれば、今まで以上にリセットして帰宅の途へつける。また『パタゴニアサーフ千葉』ではムービーの試写会などイベントを数多く用意。こちらの予定もチェックしておくと、いっそう充実した週末を送れるに違いない。

パタゴニアサーフ千葉
〒299−4303
千葉県長生郡一宮町東浪見7404

●営業時間
5〜6月:9時〜18時
7〜9月:9時〜19時
10〜4月:10時〜18時
※8月26日(月):18時営業終了
※8月27日(火):臨時閉店(製品入れ替えのため)

●定休日
年末年始

スタートはゆっくり。オープンしても雰囲気はゆるり。お気に召すまま過ごせる環境がファミリーには嬉しい。

旬の無農薬野菜を届けてくれるのは千葉県東金市の『あいよ農場』。味が濃い!

ヘルシーなカフェ弁当を提供する『シンパカフェ』。フレッシュなフルーツと野菜をベースとした酵素ジュースが暑い日にオススメ。

食だけでなく手作りの陶器も購入できる。マグカップやお皿など、すべて陶芸家ミヤマリカさんの手作りの品。

東浪見に店舗を構える『トラベルコーヒー』も出店。美味な豆は100g450円。水出しのダッチコーヒーはホット300円、アイス350円で提供。

スタート時は少なかった人出も午後になるにつれて増えていく。サーフ後に立ち寄る人も多々。食し、くつろぎ、のんびり過ごして帰路につく。

豊富な品揃えが特徴。サーフムービー上映会などイベントも頻繁に企画され、またライダー陣の来日時にはその多くが顔を出す。

今や一宮エリアのランドマークとなった『パタゴニアサーフ千葉』。ゆったりと構えた店構えのため、心ゆくまでゆっくりとショッピングを楽しむことができる。

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