WCT最終戦パイプマスターズ 大会2日目が終了!
ハワイ・オアフ島ノースショア、パイプラインで開催中のASPワールドツアー最終戦「2013 Billabong Pipe Masters」。現在コンテストは大会2日目が終了。ラウンド4までが終了している。
初日、6-8feetのディープバレルが炸裂する中、注目を浴びたのは、ラウンド2、バックドアでパーフェクト10を叩き出したセバスチャン・ジィーツ(HAW)。同じくラウンド2で超ロングバレルと特大アーリーウープへメイクしたガブリエル・メディナ(BRA)。
2日目で会場を沸かしたのは、そのガブリエルをラウンド3で下した、パイプローカルのジョンジョン・フローレンス(HAW)。またラウンド4で猛チャージを魅せパーフェクト10をスコアしたヤディン・ニコル(AUS)といった面々。
もちろんワールドタイトル争い真っ只中のケリーやミックも健在!
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Mick Fanning (c)ASP
現状、ケリーが状況を覆して12度目となるワールドタイトルを得るためには優勝が条件となり、かつ、ミックが5位以下の成績となる必要がある。カレントリーダーのミック・ファニングが圧倒的に優位な状況であるものの、パイプラインに絶対の自信を持つケリーによる猛対を無視することはできない。パイプラインの波がグラッシーとなり、バックドアが姿を見せはじめると、バックドアでもパイプラインでも深いポジションからメイクしてしまうケリーの躍進をストップすることは難しい。波のコンディションは、間違いなくヒート展開に大きな影響を与える要素となる。
いよいよスター選手もお目見えし、一層、白熱した戦いが期待できるパイプマスターズ。なみある?では白熱のレポートを間もなくお届け予定。どうぞ楽しみに!
■日本語放送が決定、脇田貴之らがコメンテイターとして登場
さて、最後に朗報をひとつ。今年も日本語によるオンライン放送が行われている。コメンテイターには、世界が認めるパイプライナー脇田貴之と、同じくビッグウェイブチャージャーとして名を馳せる堀口真平、屈指のコンペティターとして世界を転戦する辻裕次郎が登場。パイプラインでのサーフ経験が豊富な彼らによる視点も楽しめるライブ放送になるに違いない。※視聴はパイプマスターズの公式サイトから。
■パイプマスターズ公式サイト
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2013