Update:201312.11WedCategory : Namiaru? News

パイプマスターズ開幕。ガブリエルもビッグエアーでハイスコア!


写真:Gabriel Medina (BRA)/ Photo: Ryan Craig

ASPワールドツアー最終戦「2013 Billabong Pipe Masters」がオアフ島パイプラインで、現地12月8日にスタートした。

オープニング、パイプラインとバックドアでは、6-8 feetのディープバレルの波で白熱したバトルを繰り広げた。大会初日はラウンド1~ラウンド2までデュアル形式(1ヒート2試合)で行われた。

注目はラウンド2ヒート2、ガブリエル・メディナ(BRA) とブルース・アイアンズ(HAW)の一戦。ガブリエルはオープニングでビッグなバレルをメイクし、9.67のハイスコアを叩き出した。続くレフトの波では、ディープバレルを抜け一気に加速すると、最後のセクションでビッグアーリーウープをメイクして9.0。Day1の最高得点、18.67を叩きだした。

「バックドアに行くぞって思ってたんだ。」とメディナ。「だけど、セットが来たのを見て、どういう訳かレフトの波だったんだ。ラッキーだったね。今までのパイプでベストライディングだったよ」。

ラウンド2ヒート3では、去年のトリプルクラウンの覇者シーバスことセバスチャン・ジィーツ(HAW)が魅せた。バックドアのディープバレルをメイクして、今大会初となるパーフェクト10をスコア。ラウンド3へ進出した。

「ブルースがその波を見てたんだよ。だけど、それには手を出さなかった。だから“マジかよ”って。その波に乗った時、綺麗なラインができてたんだよ。お化けセット待ってたんだけど、バックドアでいい波を乗るには完璧なコンディションだったんだ。フリーサーフィンの時みたいにたくさん乗れたし、その中の1本はすごい良かったんだ」と、シーバスは語った。

パイプマスターズはトリプルクラウンの最終戦にもなっている。ラオニ(BRA)、ダミアン(USA)、デーン・レイノルズ(USA)、イズキール・ラウ(HAW)はDay1で敗退し、去年の王者シーバスのタイトル攻防は有利な形になった。

同時にラウンド3に進出したフレッド・パターチア(HAW)とジェレミー・フローレンス(FRA)、そしてラウンド3からはトップシードのミシェル・ボウレズ(PYF)が参戦してくる。果たしてトリプルクラウンのタイトルは誰の手に。

なおDay3からは強豪のトップシード選手が参戦し、試合はますます面白くなるのは必至。注目のタイトル争いはいかなる結果になるのか。目が離せない戦いは続く。

◆ライブ中継はこちらから↓
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2013/live