開催なるか!?JPSAのBIGWAVEイベントはキャリーオーバー100万円
ハイクオリティーな波が立ったときに行われるJPSAトライスターサーフチャンピオンシップがウェイティングに入った。
この大会は、JPSA(一般社団法人 日本プロサーフィン連盟)が通常のプロツアー以外にウェイティング期間を設け国内の特別なポイントでハイクオリティな波が立ったときだけ一日開催で行う特別な大会。今年は千葉県勝浦市にある伝説のクラシックポイントであるマリブで開催することが決定している。本年のスケジュールでは10月31日までがウェイティング期間となる。
試合はJPSA特別ルール方式で開催され、ショートボード男子昨年度ランキングTOP8と前回ス-パーヒート(2010年九州開催時の)TOP8、及び地元ローカル枠8名とスポンサーシード6名が対象で、上位が不出場の場合は繰り上げエントリーとなる。JPSAのトップランカーの出場がメインとなるため、プロフェッショナルサーフィンを余すところ無く見せる大会となるのは必至だろう。
なみある?はJPSAのスポンサーのみならず、この大会に協力し「なみある?賞」を設定。もっとも高いスコアをメイクしたサーファーに50万円の賞金が与えられるわけだが、この大会の面白さは金額がキャリーオーバーとなる点だ。昨年は本大会が開催されなかったこともあり、キャリーオーバーを含め100万円のビッグな賞金に膨らんでいる。このトライスターは開催されなければキャリーオーバーが継続されるため、賞金が更に膨らむ仕組みとなっている。
さてこの大会を制しビッグな賞金をゲットするのは誰か?
今年は24年ぶりに湘南・稲村ヶ崎にて「イナムラクラシック」が開催され、また台風シーズンに入り連発して良いコースで台風が移動していることもあり、試合がONとなる可能性はあるといえるだろう。JPSAとしてはBIGWAVEとの規定はしていないが、クラシカルポイントでハイクオリティウェイブ、ともなれば、波に妥協せず、サイズもクオリティも伴った高いレベルのコンディションで行われることは間違いない。
キャリーオーバーもあり、現在の日本においてはおそらく最高の賞金をかけて戦われる本イベント。まだ認知は少ないものの、おおいに注目したいイベントだ。
賞金総額:1,000,000円(上位3名に賞金が授与される)
Namiaru?賞:1,000,000円(含、昨年の50万円キャリーオーバー分を含む)
期 日/9月1日(日)~10月31(木)までウェイティング
会 場/千葉県勝浦市 マリブ
協 力/なみある?
ゼッケン協賛/有限会社オーシャンサプライズ
●JPSAトライスター概要
http://www.jpsa.com/tristarsurf/index.html