Update:201405.10SatCategory : BLUERマガジン

[人にはおしえたくない電源カフェシリーズvol.1]IMA cafe@港区六本木

仕事のスタイルが徐々に変化し、インターネットの定着によって会社にいかなくたってパフォーマンスする時代になった昨今。ずっと同じデスクに座りっぱなしでガチガチにパソコンに向かうよりは、ゆったりとした空間でおいしいコーヒーとtreatsをいただきながらビジネスする、なんて人も増えてきたのではないだろうか。しかしノートパソコンやスマホがあっても、いまだに整備されないのがwifi環境と電源。wifiはスマホの普及でテザリングできるけれど、電源には悩まされる方も多いはずだ。

そんな悩みにおこたえすべく開始するのがBLUER編集部による「人にはおしえたくない電源カフェシリーズ」。その第1弾は、東京都港区六本木にあるIMA cafe。六本木交差点から飯倉方面に向かって歩きロアビルを過ぎたところにカフェはある。かの、インテリアでおなじみAXISビルの3Fにあるお店だ。

このカフェはAXISビル3Fの「CONCEPT STORE」というお店の一角にある。お店の中はギャラリー、ブックストア、カフェという3つの機能を一つの空間で緩やかにゾーン分けし、 意識が途切れることなく「写真と暮らす」を体感することができる空間をめざしているという。商業スペースとしては日本初、都内最大規模の500平米。 アート写真作品や写真集をはじめ、写真家、クリエイターや人気ショップとのコラボグッズを販売しているほか、 写真家や著名人、企業によるセミナーやイベントを多数開催。ファッション、インテリア、音楽、建築、グルメなど、 ライフスタイルにこだわりを持つすべての人々が楽しめる場所というだけあって、とてもゆったりした空気感が流れる。

そしてなんと、この取材中は、かの有名な森山大道のシルクスクリーンが展示されていた。このお店はアート写真を気軽に購入できる、カジュアルなスタイルのギャラリーということもあって、若手作家や海外写真家によるグループ展やテーマ展などが随時開催されている。森山大道さんのレクチャーやワークショップなども開催されているすごい場所でもあるのだ。

コーヒーはスペシャリティコーヒーに特化し、農園単位でコーヒーの生豆を選別。豆と対話しながら焙煎によって「豆そのものの特性」を最大限に生かし、最高の飲み口を追求しているとう。お店のバリスタが丁寧にドリップしてくれたのだが、この日いただいたお店の名前でもある「IMA BLEND」は香ばしく絶妙な深み。コロンビア、コスタリカ、ケニアのコーヒー豆をうまいバランスでブレンドしている。

またイタリアン系のカプチーノもしっかりとラテアートを施している。「カプチーノ」「カフェラテ」ともにラテアートの対象ということでぜひパリスタのスタッフさんに頼んでみよう。

さて電源カフェとしてはどうか。このお店、都内ではかなりの穴場中の穴場といえるかもしれない。電源、Wifiとまずそろっている。WifiはオリジナルWifiでテーブルの上に書かれたpasswordを入れれば使用可能。電源は大きな木のテーブルに電源口が1席に1つあるので、パソコンとスマホと2つ充電したい人はパソコンを電源につないでからPCのUSBでスマホを充電するとよいだろう。

そんなわけで、第1弾の「IMA CAFE」は六本木にありながら、電源にwifi、静かすぎずうるさくなく、ゆったりとコーヒーをのみながら仕事や読書をするには素晴らしい場所。人には教えたくない穴場中の穴場といえるのではないだろうか。

IMA cafe(イマ カフェ)【六本木駅/六本木一丁目駅/麻布十番駅・東京都港区】
東京都港区六本木5-17-1
六本木駅 3番出口から徒歩5分、六本木一丁目駅 2番出口から徒歩6分、麻布十番駅 7番出口から徒歩7分(AXISビル3F)
03-5572-7144
11:00~22:00
定休日なし
http://imaonline.jp/list/imaconceptstore