Update:201403.25TueCategory : 

トーマス・キャンベルよりメッセ受信! 最新作完成後のインタビューがVICE TVで公開中!!


写真家リップジンガーがホストをつとめるVICE TVのプログラム『スケータリティ』で、アーティストとして名高いトーマス・キャンベルのインタビューが公開中だ。

トーマスといえば『シードリング』『スプラウト』『プレゼント』といったサーフィン映像3部作を手がけた人物。昨秋には久々の来日を果たし、新作アートブック『スライド・ユア・ブレインズ・アウト』のお披露目に加え、原宿のコモンギャラリーで個展を展開。多くの来場者を集め、カルチャーアイコンとしての変わらぬ人気ぶりを証明していた。

そして今回の番組では最新作『クアトロ・スエニョス・ペケニョス』の紹介とともに、彼が住むカリフォルニア州サンタクルーズをリップジンガーが訪れることで構成。スケーターであることがクリエイターに導いたといった、自意識を存分に語っている。

興味深いのは、映像第1作目の制作時にはじめて16ミリカメラを触ったとカミングアウトしたシーン。撮影しながら試行錯誤して覚えていったというが、写真家アリ・マルコポロスもバートン社がフォトグラファーを探していた際、スノーボードの経験などなかったにも関わらず自信満々で手を挙げ、見事に仕事をゲットした。大家になる人というのは、時に大胆すぎるくらいがいいのかもしれないと思わせるエピソードなのだ。

さらに若かりしき時に参戦したコンテスト中のスケート映像も注目したい。結局のところトーマスは根っからのスケーターであり、だからスケートボードが生み出す感動を表現してきたし、これからもしていくのだろう、ということがわかるフッテージは、スケートに、クリエーションにピュアな人、それがトーマスなのだということを伝えてくれる。

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