安田川で入れ掛かり、来春発売『鮎釣り2014』の取材記
こんにちは。有岡です。28日と29日の2日間で、来春発売の別冊『鮎釣り2014』の取材です。
28日は仁淀川でシンゴと川崎君が美アユを釣り、29日はオイラが釣れる河川で取材する段取り。
今回の取材は大変苦労しました。よくある話しですが、昨日までよかったとか、そんなことばっかりです。
高知県全域は異常なほどの渇水が続いており、水量はドンドン減り続け、水温も高い。友釣りにとっては最悪の条件です。今年イチ押しの河川・仁淀川でやるか? 月曜日ということでダム放水のある奈半利川でやるか? それとも、今現在一番安定している安田川か?
さぁ困った……。仁淀川で最高の瀬釣りを楽しみたいところですが、異常なほどの渇水でアユちゃんに元気がないという情報が飛び込んできます。ということは奈半利川が有望か。地元名手に連絡を取ってみると、釣れる場所は限られており、早朝から釣り人がいるとか。奈半利も厳しそう……。
ヤッパリ安田川が一番みたいなので決めます!
安田川バリバリ入れ掛かり(の予定)取材です。
オイラは7時からオーシャンビューでサオをだし、Tシャツちゃんが電車で安田駅に到着するまで状況確認です。実はこの場所で昨日“まぁと”が70尾ほど釣ったみいで、その下流にある小さな瀬で卓ちゃんも40尾ほど釣りあげています。
まぁといわく「アユはたくさんいるので心配するな!入れ掛かりになるはず!!」
この言葉を信用し、オイラはこの場所に入ることに決めました。確かにアユちゃんはそこらじゅうでギラギラしており、掛かる気配はあります。
まだ川面に太陽の光が差していない安田川でオトリを斜めに走らすと、目印は小気味よく弾かれギラギラ!
反応が早い!!
釣れる!!
ユックリ浮かせ、ユックリとタモに入れる。15cmの小型ですが追い星クッキリ。
Tシャツちゃんが到着する9時過ぎまで、なんとか20尾くらいは釣っておかないと。昼間のほうが釣果を伸ばすのが困難です。つまり暑くなると食欲がないのか、アユちゃんは浮気味になりコケを食まなくなります。10時頃から15時頃まで難しい安田川です。
そしてTシャツちゃんが到着した時の釣果は28尾。予定どおりですがこれから水温が上がりアユちゃんがヤル気ナシになる時間。
詳しい内容はメッチャ省きますが(来年発売の別冊『鮎釣り2014』を見てくださいね)。 この後、東西橋下流とシダイを回りました。
本当に釣れない。
ハリ掛かりしますが、掛かりが浅くタメの時にポロット落ちるのです。アワセを入れ深掛かりをねらいますが、それでも落ちる。
ナンチャッて釣法などの撮影終了後の15時前、最後のポイント日浦でサオをだします。
橋の上からアユちゃんを確認しているので、ソコソコは釣れると確信していましたが何とまあ釣れない。でも確かにいます。
日がだいぶ傾いてきた時、安田川に異変が起きます。チラホラ見えていたアユちゃんがそこらじゅうでギラギラし始めました。しかも縦ハミではなく横ハミです。
これは釣れる!
超渇水のため、ナイロン0.25号を張っています。基本的に足もとからで横に泳がすと目印はビュンと走り込み手もとにグン!と重さが乗り、グイとタメてフワッとキャッチ!
入れ掛かりでガンガン釣りまくり、17時30分に今回の取材は終了しました。
今回思ったこと。
友釣りの基本は泳がせ。0.25号は切れない!
本日のタックル
サオ=プロト90
イト「スペクトロン鮎」制覇XP0.25号
ハリ「パワーミニマム
6.5号4本イカリ
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