Hurley Pro 2014 メンズDay1ダークホース登場で波乱の幕開け！
2014年9月9日～20日まで、カリフォルニアのトラッセルズで開催されるWCT#8「2014 Hurley Pro」。US時間9月11日am8:00、いよいよ注目のメンズヒートが 開幕した。
Photo:Jeremiah Klein©Surfline
天候は晴れ、ローワーズ屈指の極上リーフブレイクは健在。4-6フィートのクリーンでリッパブルな絶好のコンディションの中行われた。
大会初日、メンズRound1(R1)のヒート1～12まで消化された。R1は1ヒート3人で行われ、勝てばR3、負ければR2からの戦いとなる。
Photo:Billy Watt©Surfline
まずオープニングヒートは去年トラッセルズで優勝しているタジ・バロー（AUS）。しかし合計7.67とグッドスコアが出せず3位という結果まさかの敗退。そしてこれを機に負けのドミノ連鎖が始まった。
タジが負け、観衆の注目はヒート5の現在ランキング2位のケリースレーター（USA）へ。ケリーは2000年からここトラッセルズでは6度チャンピオンになり誰よりもここの波を知っている大ベテランだ！
Photo:Rowland/ASP
序盤ケリーがソリッドターンとエアリバースのコンビネーションで8.0のハイスコア、そしてバックアップ6.8を取り大きくリード。
しかし、試合も終盤にさしかかった残り5分40秒、
ワイルド・カード勝者のタナー・グダウスカス（USA）がきれたライトを掴むとクリティカルなターンを連発し8.5をマークし大逆転勝利。ケリー去年に引き続きまたしてもグダウスカス兄弟に苦しめられる事になった。
Photo:Billy Watt©Surfline
「ケリーはここでは誰よりも波を知ってるよ。」っとタナー。「彼はここで勝ちまくってるからね、ケリーはここでは最も危険な人物だよ。でも僕はこのイベントに出れてストークしてたし、プレッシャーはなかったね。」っとタナー。
続く第６ヒート、
Photo:Jeremiah Klein©Surfline
現在ランキングNo.1で今季絶好調のガブリエル・メディーナ（BRA）だが、得意のビッグエアーで攻めるも7.03以上の点数が出せずワイルドカードのカルロス・ムーニョス（CRI）に敗退しR2へ。
カルロスの大逆転ライディング
カルロスはコスタリカ初のWCTサーファーでHurleyのビデオトライアルでこの大会の切符を手に入れた。このヒート最後に乗ったライトでミスのないソリッドサーフィンし7.73を叩きだしガブリエルに大逆転勝利を収めた。
「あの波に魂を込めて乗ったんだ。 ジャッジが気に入ってくれたみたですごく嬉しいよ。」「夢が叶っちゃった。このヒートは一生懸命戦ったよ。まさか勝てるなんてね。自分のスコア聞いたら嬉しくて泣けてきちゃった。」っとカルロス早くもR3へと駒を進めた。
しかし負けだけが目立った試合でもないようだ。
Photo:Billy Watt©Surfline
ヒート10では去年けがで出場できなかったオーウェン・ライト（AUS）だが本日最高得点の9.43を叩きだし勝利した。
「僕はグーフィーだから、よりレフトの波に乗ろうとしてたんだけど、ライトの波はいつもスコアを出せるんだ。」っとオーウェン。「レフトの波はいつも技を大きく出せるからボーナスみたいなものだね。」
Photo:Billy Watt©Surfline
今季すでに3度の優勝果たしたガブリエル、そしてランキング2のケリーはR2からの戦いとなる。一方で、今季2回優勝しているミシェル・ボーレンス（PYF）とミックファニング（AUS）,そして現在ランキング3のジョエル・パーキンソン（AU）は早くもR3へ駒を進め優位な形で次の戦いへと望む。
Photo:Jeremiah Klein©Surfline
トラッセルズの大会はタイトルレースには重要なターニングポイント。これからますます目が離せなくなりそうだ。
Day1のハイライトの模様はこちら
なみある？では引き続きHurey Pro 2014を引き続きレポートしていくのでお見逃しなく。
日本との時差は16時間、ネクストコールは 2014年9月12日7時30分(US時間) 、日本時間では2014年9月12日23時30分です。
ライブ中継はこちらより
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/708/hurley-pro-at-trestles/live
http://www.thehurleypro.com/
Hurley Pro 2014 Round2
Heat1：
ガブリエル・メディーナ（BRA）vsラオニ・モンテイロ（BRA）
Heat2：
ケリー・スレーター（USA）vsジェレミー・フローレス（FRA）
Heat3：
タジ・バロウ（AUS）vsブレット・シンプソン（USA）
Heat4：
コロヘ・アンディーノ（USA）vsトラヴィス・ロギー（USA）
Heat5：
ジョシュ・カー（AUS）vsアリツ・アランブルー（ESP）
Heat6：
ビード・ダービッジ（AUS）vsジャドソン・アンドレ（BRA）
Heat7：
ジュリアン・ウィルソン（AUS）vsディオン・アトキンソン（AUS)
Heat8：
C.Jホブグッド（USA）vsアレホ・ムニーツ（BRA）
Heat9：
セバスチャン・ジーツ（HAW）vsティアゴ・ピレス（PRT）
Heat10：
ミゲール・プポ（BRA）vsミッチ・クルーズ（AUS）
Heat11：
フリーペ・トリード（BRA）vsアダム・メリング（AUS）
Heat12：
カイ・オットン（AUS）vsマット・ウィルキンソン（AUS）
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