Update:201411.02SunCategory : Namiaru? News

JPSA2014ロング第5戦優勝は森大騎と吉川広夏!!

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2014 ロングボード第5戦(最終戦)クリオマンション 鴨川ロングボードプロ supported by KAIDOは千葉県鴨川市/東条海岸(マルキ)でファイナルデーを迎えた。

天候は昨日の雨が嘘のように晴れ、風はやや強い南西風で風の影響を受けはじめ潮が満潮となり厚い波が増え厳しい状況でのファイナルとなった。

ファイナルは25分ヒートでベスト2ウェイブ、マキシマムウェイブ12本で行われた。

まずウィメンズのファイナルからスタートし、吉川広夏選手と林裕美子選手の対戦となった。

オープニングウェイブは林がつかむが短いライドとなり1.75ポイントと伸びず、波を選んでいた吉川が波をキャッチし2.75ポイントで逆転する。

その後吉川が2本目、3本目で3.25と4.00ポイントを出し優位な展開へ。

林が4本目にハングファイブを細かく入れて3.00ポイント、5本目を3.55ポイント出し追撃する。

その後、両者ともライドを続けるが、点数が伸びず残り時間1分となる。

そして、そのまま波が来ない状況となり、終了のホーンが鳴り、今シーズン最終戦は吉川広夏選手が勝利し、自らの手でグランドチャンピオンに華を添えた!

続いて行われたメンズのファイナルは、共に太東をホームとする尾頭信弘選手と森 大騎選手となり、同じ板のスポンサーを受ける選手同士の対決で、森選手の板をシェイプするのはなんと対戦相手の尾頭選手。

まず、尾頭がオープニングライドを乗るがワイプアウトし点数は伸びず、直ぐ後ろの波に森がテイクオフし板を当て込みインサイドでハングライブを入れて3.25を出しスタートダッシュ。

その後は両者とも波をじっくり選ぶゆっくりな序盤戦となった。

森が2本目をハングファイブからリエントリーへとつなぎ5.00ポイントを出し点数を重ね、直後、尾頭も3.65ポイントを出し追撃する。

しかし、森は3本目にレフトへ乗りハングファイブからリエントリーそして再びハングファイブへつなぎ6.50のグッドスコアを叩き出しその差を広げる。

セミファイナル後「ファイナルは落ちません」とインタビューで答えていた尾頭は、バランスを崩しコンビネーションが入れられない苦しい展開になるが、3本目に4.65ポイントを出し差を縮めにかかる。

その後両者とも点数を出せないライドが続きそのまま終了のホーンが鳴り、森が4年ぶりの優勝を決めた!

ロングボード第5戦結果

Men’s
優勝:森 大騎
2位:尾頭信弘
3位:鈴木 剛、桜岡甲太

Women’s

優勝:吉川広夏
2位:林裕美子
3位:小栗瑞恵、鈴木由貴

これでJPSA2014年ロングボードツアーは全日程を終了し、
Men’sのグランドチャンピオンは畑 雄二選手、Women’sのグランドチャンピオンは吉川広夏選手。

2014年ロングボードクラス ルーキー・オブ・ザ・イヤーは

Men’sは堀井 哲、Women’sは岡澤紫穂で幕を閉じた。