Update:201412.01MonCategory : BLUERマガジン

冬の紫外線に要注意。ダメージを軽減する有益な方法


いよいよ冬に突入。12月に入るとますます寒さが本格化してくることもあり、厚手のコートにダウンにと、真冬を乗り切るウィンターアイテムや部屋の暖房器具を準備している頃ではないだろうか。

そんな防寒、暖房対策だけではなく、冬だからこそしっかりとケアをしたいことがある。

それは紫外線対策。

世界保健機関(WHO)が発表する「Global Solar UV Index-A PracticalGuide」、「紫外線のうそ・ほんと」によれば、冬の紫外線は弱いとはいえ特に雪による反射では2倍近くなるという。

夏だけでなく冬の紫外線にも気を使う人が増えているが今一度、紫外線について復習しておきたい。

紫外線は波長により A、B、Cの3つに分けられる。

UV-C…大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない。
UV-B…ほとんどは大気層(オゾンなど)で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害である。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となる。
UV-A…UV-Bほど有害ではないが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されている。

とくにB領域紫外線=UV-B は散乱光の占める割合が高くなっていて、人体に有害といわれている。また地表面の種類により紫外線の反射率は大きく異なり、コンクリート・アスファルトで10%、水面:10 〜20%、草地・芝生、土面:10%以下の反射率があるとされる。


あまり知られていないが、建物の中でも屋外の10%以下の紫外線があるという。しかし驚くのは、新雪の反射率が80%、ビーチは10〜25%もの反射率があるという点だ。

これからの季節。雪山でのスキー・スノーボードや海でのサーフィンは、紫外線対策を万全に行う必要があり、特に雪山は前述のように2倍近くの紫外線量があること、標高が1000 m上昇するごとに UV-Bは10〜12%増加することから、肌や目への予防をする必要がある。

紫外線が増加すると、水上・陸上の生態系や農業生産への影響のほかに、人へのさまざまな悪影響が出るのはご存知のとおり。多くの研究により紫外線を浴びすぎると人の健康に影響があることを発表している。環境省によれば急性症状として

1)日焼け(サンバーン、サンタン)
2)紫外線角膜炎(雪目)
3)免疫機能低下

また慢性的には皮膚に

1)シワ(菱形皮膚)
2)シミ、日光黒子
3)良性腫瘍
4)前がん症(日光角化症、悪性黒子)
5)皮膚がん

目では

1)白内障
2)翼状片

をもたらすと言われる。

ご存知、オゾン層の減少とともに、紫外線量が増えこれらの病気人口も増加するとされている。

さてその予防はいくつかあるが、肌への影響を考えれば冬でも日焼け止めは必要。また、帽子の着用で紫外線を受ける量は20%も減少できるという。そして驚くべきは、UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で目への影響は90%減少すると世界保健機関(WHO)は伝えている。サングラスはファッションで着用することも多いが、目のケアを考えれば冬でもぜひ着用したい予防グッズの1つと言えるのだ。

しかし、サングラスは数多くのブランドと種類があり、好きなブランドや見た目のおしゃれさでチョイスしている人も多いはず。そこで値段も様々なファッションサングラスの中から、昨今、注目されているアイテムをご紹介しよう。

BLUERがレコメンドするのは、その名も「Dang Shades」(ダン・シェイディーズ)。2012年に日本へ初上陸し、現在、爆発的な人気となっている。

「Dang Shades」(ダン・シェイディーズ)は、紫外線カットはもちろん、偏光レンズなどの機能性が高いこと、抜群のフィット感を得られるほどの種類の豊富さ、そして注目はハイクオリティなのに定価格帯である点だ。

タウンでの人気 EASTHAM(イーストハム)。低価格で様々な洋服との相性も抜群によい。

Tortoise Gloss Frame X Black Lens ¥5700+tax

▲Black Gloss Frame X Black Lens ¥5700+tax

▲Soft Touch Black X Gold Lens ¥5700+tax

またスノーボードやスキー、スケートボードといったアクティビティにおける機能性を重視し、テンプルの幅をやや狭くして他のアイウェアにはないフィット感を実現している「SLEEPER」(スリーパー)も人気だ。


この冬。サングラスは品質、ファッション性、価格と3拍子揃ったアイテムをチョイスしていくのはどうだろうか。

Dang Shades (ダン・シェイディーズ)
http://www.visualizeimage.com/dang-shades/

出典:世界保健機関(WHO)
「Global Solar UV Index-A Practical Guide」
http://www.who.int/en/

環境省
http://www.env.go.jp/

環境省紫外線環境保険マニュアル
http://www.env.go.jp/chemi/kenkou.html

Illustration by 環境省紫外線環境保険マニュアル