ピカピカのスモールウェイブでファンサーフィン満喫
ノースショアに気持ちいい青空が戻ってきた。
しかもでん助にとってさらにいいことに、波はサイズダウン傾向にはまってしまったようで、今日は昼まで待って充分にお日様が昇ったところでサンセットポイントにパドルアウトしました。
波は3ftプラスでソフトな絵に描いたようなファンウェイブですが、さすがにサンセットの水は重くパドルにはしっかり力が入ります。
ランディ・ラリックさんが9フッターで気持ちよくクルーズしていく横で、でん助はジタバタジタバタしながらも何とか2発のライドと1本のドロップに3発のパーリングで終了。一年ぶりのサンセットはいい感じでした。
ようやく波がサイズダウンして、でん助サイズとなったことから、夕方にもう一ラウンドどうかなとフレディーをチェックすると、ヴェルジランドがクリーンな4ftでインサイドは良い形のナゲッツがクリスタルなシリンダーをクリンクリンに転がしていました。沖のピークに7〜9人の人影が見えます。
左にあるマイフェイバリットスポットのフレディレフトはと視線を移すと、これもまた思い描いた通りのコンパクトなグッドレフトがグィーンとショルダーをのばしてました。
沖にいるのは3人だけ。乗り放題の、選び放題です。
そこをちょうど海から上がってくるミッチャン(照岡道廣氏)を発見しました。
サンセットバックヤーズエリアにあるマイケル・ホーさんのストリートにあるナカツハウスにステイしているミッチャンはビーチを歩いてフレディーに通っていて、でん助とは一緒にやらしてもらっているフレディーメイトでもあるんです。
そんな照岡さんは言わずと知れた勝浦ローカルサーファーの総帥で、ロックホッパーウェットスーツを製造販売するオーシャンサプライズ社のオーナー社長でしたが、今シーズンから社長業からはリタイア。
まずは通いなれたハワイで冬のシーズンを満喫してくださいとナカツヒロがミッチャンをハウスに招待してくれたんだとか。パイプラインマスターズを観戦した後は、地元千葉で昨年相次いで亡くなった故江澤和幸氏と故ピーターパン氏の一周忌に参列するために一時帰国。年明けから再び今度は家族連れでノース入りし3月までサーフィン三昧にひたるんだそうだ。
後ろ姿からはメタボもいくぶん解消し、きりりとした表情に楽しさ満面の笑顔を見せてくれたミッチャン。来年3月のハワイ帰りの頃が楽しみです。
Text、Photo/サーフィン研究家 大森でん助